寝顔 《 Yoshinori.M 》 ページ27
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朝、目が覚めると
隣には 良くん がいる
もう、9時か…
こんな時間まで寝てるなんて
良くん、疲れてるんだろうな…
久々に休みが合って、
いつもならすぐに支度を始める所を
そのままベットに寝転び、
良くんの寝顔をじーっと見てみる
顔ちっちゃ
お鼻も高いし
なんでこの人が私の彼氏に何かなってくれたんだろ
なんて考えながら
ぼーっと見ていると
いきなり
手をぐっと引っ張られ、
良くんに倒れ込んでしまう
『 え! 』
と声を出すと
ふはっと笑い声とともに
「 朝からそんなに見んといて下さいよ 」
「 めっちゃ恥ずかしいやん 」
『 あ、気づいてた? 』
「 なんならAさんより先に起きて、ずっと寝顔見てましたよ 」
『 え!うそ! 』
「 ほんと。めっちゃ可愛かったで 」
「 それとよだれめっちゃ垂れてた 」
『 え!!! 』
ふふ、嘘ですよ。
くしゃっと笑う良くん
『 もー! 』
「 でも可愛かったのは、ほんまですよ。 」
「 誰にも見させたくないくらいに 」
…
『 もー、良くんはずるいなぁ 』
「 ふは、ずるいってなんやねん笑 」
「 ねえ、今日のご予定は 」
『 ん?特にないよ 』
と言うと、くしゃっと笑い
「 ほな、もう少しここ居よ? 」
「 おいで 」
良くんは
私の頭をトントンと優しく小突き、
私の頭の下に良くんの腕が通る
『 手、痛くない? 』
「 全然平気やで 」
…
そんなことをしてる間にもう10時
『 ねえ? 』
「 ん? 」
『 もう10時です 』
「 … まだ10時です 」
『 起きないの? 』
「 んー、今日まで頑張ったからご褒美 」
「 もう少しAといちゃいちゃしたいねん 」
と言うと
良くんが覆いかぶさってきた
『 良くんが甘えたさんなの珍しいね』
「 僕だって甘えたくなる時ありますよ 」
そんな良くんが可愛くて、
よしよーしと頭を撫でると
ふふっと楽しそうに笑って
「 Aにそれされるの、めっちゃ好きやねん 」
「 でもこっちのが好きやなぁ 」
と
ゆっくり良くんの顔が近づいてきて
唇が合わさった
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ずん(プロフ) - めーさんさん» コメントありがとうございます!!続編の方もぜひよろしくお願いします! (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - senaさん» コメントありがとうございます!!続編の方も正門くん大量出現すると思いますので、是非よろしくお願いします!! (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - 奏さん» わざわざコメントありがとうございます!!是非続編作らせて頂きます!! (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
めーさん(プロフ) - 続編読みたいです! 続編楽しみにしています! (2019年4月5日 17時) (レス) id: 50652b31e7 (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - 続編ぜひ読みたいです!正門さん多めすごく嬉しいです(笑) (2019年4月5日 10時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずん | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2018年11月1日 21時