検索窓
今日:33 hit、昨日:11 hit、合計:21,114 hit

時計塔 ページ39

悠介「・・・」

調辺アコ・・・ ね

悠介は、アコの赤いランドセルを見る

悠介「ありがとうな」

悠介はそのまま、眠りについた



|
|

アコはベッドで寝ている

アコ「・・・っ!」

ベッドで寝ていると

窓から誰かが入ってきた音が聞こえて

目が覚めた

目の前には黒いマントをまとった

男の人だった



【・・・お兄さん誰?】

【誰だと思う?】

【・・・】


【わかるはずないよな】


私のところに近づいて

頬を撫でる

【・・・】//

彼が通った辺りは

漆黒と群青の氷に包まれていた

私の頬も

悪意に包まれたように冷たい

【俺は・・・。ブラックランドの王子だ】

【・・・】

彼の名前は・・・

●●

【王子さまが何しに来たの?】


【・・・】

王子はしばらくして口を開いた


【君を・・・】

ガチャッ!!

言いかけた途端に勢いよく扉が開いて・・・

【またな。姫さま】



アコ「!」

アコは夢から覚める

アコ「何今の・・・」

夢、よね

・・・っ?

アコ「違う・・・。夢じゃない…!存在する!ブラックランドの・・・」

名前が思い出せない

誰だっけ?

確か…

魔法を使っていた

氷の!

漆黒

群青

ブラックランドの王子

私の部屋に乗り込んだ男の人

アコ「…おじいちゃんに、聞いてみよう」




九時

悠介「…お金は、足りてるな」

悠介は財布の中をチェック

大丈夫と確認したら

服を着替える

悠介「…真白がいないと結構狭く感じる」

いつもそうだったな

真白がいないときは、

誰もいない世界のようだった

悠介「あいつ、存在感濃い」





真白「悠介!」

早いな

悠介「話って何?」



真白「俺に隠していること、あるよね?」



悠介「隠し事?」

真白「そうだ。あるよね」

悠介は冷静に「ない」と答えた

真白「今の悠介の目には、迷いがある」

真白は目を合わせる

悠介「ホントにない。まず隠すような出来事がない」

真白「信じていいの?」

悠介は戸惑ったが

迷いは捨てた

悠介「もちろん、信じてよ」

真白「…そうか!それだけなんだ!よかった」

ホッとしていた

悠介「じゃあ、俺用事あるから」

真白「うん。じゃあな〜!家で待ってる」

真白は去っていった

アコ「悠介」

後ろからアコの声

悠介「行くか。つっても、すぐそこだけど」

アコ「ええ」

デート・・・?→←真白の友達



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凌馬 - 光希さん!そう言ってくれるととても励みになります!ありがとう!受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次の更新楽しみにしています! (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凌馬 | 作成日時:2017年8月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。