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アコと悠介 ページ14

奏太「俺こいつ飼いたい!姉ちゃんいい!?」

奏「駄目よ!これは響の猫なんだから」

響「そうそう!」

奏太「響姉ちゃん、猫飼ってなかったよね!」

響「最近飼い始めたの!ていうか猫は喋らない!」

真白「そうだよ。これはね、話しかけると喋る猫なんだよ」

ハミィ「・・・っっっ!!」//

悠介「一日貸そうか?」

奏太「ホント!?」

真白「駄目に決まってるだろ!」

アコ「・・・貴方達、見た事ないけど・・・誰?」

悠介「俺はホ・・・」

真白「あーーー!!!!!俺達は最近ここらに引っ越してきてだな!俺は工藤真白!よろしく」

悠介「・・・悠介、よろしく」

アコ「・・・悠介?」

悠介「うん」

アコ「・・・」

この女の子・・・

真白「アコちゃんは、小学生何年生?」

奏太「俺と一緒の三年生!そこの、加音小学校の児童!」

悠介「・・・9歳か」

9歳・・・

一緒なんだ

ていうかあいつに何となく似てる・・・

でも、こんな無愛想じゃない気もするし

身長も・・・

悠介「小さいな」

アコの身長に合わせてしゃがみ

左手をアコの頭の上に置いて言う

アコ「なっ!!」イラッ

アコはイラッときたのか、悠介の足を蹴ろうとする

しかし、悠介は軽々とよける

アコの足が伸びた先には奏太の足が

奏太「いっっっっ!!たー!」

悠介「人を蹴っちゃ駄目だよ」

真白「ごめんね!こいつ失礼な奴だけど、根は良い奴だから!許してあげて」

アコ「一生許さない」

アコはギロッとにらみ、言い放った後、足早に帰って行った

奏太「あ!待てよー!」

悠介「・・・」

悠介は、その姿を眺めていた

真白「お前、どういうつもり? なんであんなスラッと秘密を・・・」

悠介「いつか・・・ばれるんじゃない?」ボソッ

真白「?ごめん、今なんて・・・」

悠介「なんて言ったでしょうか。当ててみ」

悠介は背を向けて歩き出す

真白「おい!待てって!」

ハミィ「なんとか助かったにゃ」

奏「悠介君のおかげね」

響「なんで?」

奏「悠介君がアコちゃんにあんな事言わなかったら、話そらせなかったじゃない」

響「あ」

奏「奏太、あんな性格してるからかなりしつこいのよ。めげないというか・・・」

ハミィ「お礼言ってくるにゃ!行くにゃ!響!」

響「私が走るの!?」

ハミィ「他に誰がいるにゃ」

響「自分で行けばいいじゃん!」

ハミィ「間に合わないにゃ」

響「もう!なんなのよー!!」

御礼→←喋る猫



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凌馬 - 光希さん!そう言ってくれるととても励みになります!ありがとう!受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次の更新楽しみにしています! (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凌馬 | 作成日時:2017年8月5日 16時

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