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３年生になってから
一週間が過ぎて
体験入部期間は終わったみたい。
やっくんとひーちゃんが
１年生が入ってきてくれた！！って
嬉しそうに話してくれてる、今は昼休み。
よかったね〜
そう返す私の顔は、たぶん誰が見てもニコニコだったと思う
あまりにも嬉しそうに話すから
私まで嬉しくなっちゃうよ！
頬杖をついて、そんなことを考える
研「A。」ﾄﾝﾄﾝｯ
「うわぁっ！びっくりした！って研磨！？どうしたー？」
後ろから唐突に聞こえた声と
いきなり叩かれた肩に体がびくつく。
研「そんな驚かなくても…」
とか言われたけど
３年生の教室に堂々と入ってきてるなんて思わないでしょ。
びっくりもしますよ…
「ごめんごめん。で、どうしたの？珍しいね？」
研「…ここじゃ、ちょっと。」
チラッと、私の斜め前で
机に突っ伏して寝ているクロを見ながら言う
…クロの前じゃ言えないってこと？
ますますなんのことだかわからなくなってきた。
研磨がクロに聞かれたくないなんて珍しいにも程がある。
「…よし、ちょっと廊下出よっか！」
そう言って、研磨を引っ張り廊下に出た
─夜久side
珍しいなーあの２人だけって。
いつもはあそこに黒尾が入るから
ひ「研磨くんがここ来るなんて本当に珍しいねー？」
特に深い意味もなく、単純に疑問に思ったのだろう。
ぼそっと呟くように言った橘の言葉に俺は何回か頷いた
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作者名：ゆう
| 作成日時：2016年1月17日 6時
