ヘリクリサム【森田美勇人】

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「忙しいのに、廉これたの？？」


永瀬「今日な、たまたまオフやってさ。」


長妻「いやビックリだよね？

こんな４人ともオフかぶること、ある？笑」





私たち３人は同じグループだし

まだそこまで個人の仕事があるわけじゃないから

休みが揃うこともあるけど、廉は別だ





「もう、スターだもんね」


永瀬「なにを言いますか」





King & Princeとして、ものすごい速さで

私たちを抜かして過ぎ去っていった人






永瀬「残念ながら俺自身はみんながおったときと

なーんも変わらんからな〜」






それでも、そんな廉に対して

嫌な気持ちにならないのは、今でもこうして

なに一つ態度の変わらない廉がいるからだった





顕嵐「こんなに活躍してんのに笑笑」


永瀬「いやでもさ、みんなもめっちゃ活躍してない？

あれあれ、あの、YouTube！！」





廉が目を輝かせる





永瀬「ばーり面白いねんけどなんなんあれ！

俺もあんなんやりたいもん！！」


長妻「ダメダメ、こんなのキンプリはできない笑笑」


永瀬「俺ゲストで出させてや」


「無理に決まってるでしょ笑笑」


顕嵐「一番無理だからそれ笑笑」






廉の言葉には忖度など一つもなくて、本心で。




どんだけ有名になっても私たちの絆って

変わらないなと思った




忙しいのにチェックしてくれてる廉と

そして、そんな廉の話にゲラゲラ笑って

幸せそうな顕嵐とながつと



そんな３人を見て幸せいっぱいの私





長妻「いや〜いまめっちゃ7ORDER Projectだわ」


永瀬「ん？なにが？？笑」


長妻「え？いや、めっちゃHAPPYだから笑」


永瀬「ながつが7ORDERであるためには

俺必要ってこと？うわ〜俺もう掛け持ちやん〜

しんどいて掛け持ち〜」


顕嵐「だから一番無理な掛け持ちだから笑笑」


「ちょっとお腹痛い、むり笑笑」


永瀬「キンプリと7ORDERの掛け持ち無理やて〜」


顕嵐「ほんとに無理だからそれは笑笑」





ただただ馬鹿なことを言い合ってるこの時間が

何よりも幸せだ

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