検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:172,007 hit

29. ページ29

.





その後、曲を練習しながらも頭の中は

この後のことでいっぱいで

目の前の鏡に映っている美勇人を見ると

鼓動が速くなって仕方なかった




そしてついに





安井「よし、じゃあ今日はこれでいいかな?」





安井くんがオッケーを出し、今日の仕事は終わった






長妻「はぁ〜!」





ながつが息を吐いて背伸びをする

わたしは全然リラックスできない



水を手にゴクゴク飲み干した美勇人は

私をチラッと見た





安井「みんなタクシーきたよー」




みんなが安井くんの言葉に返事して

荷物を取るために机のほうに向かう




一方で私はどうしようかと戸惑う




なんだか笑ってる顕嵐と目が合った


彼はどうやら口角が上がるのを止められないらしい






美勇人「っしゃ、いくか〜」





美勇人がそう言ってキャップを被り直して

チラッと私を見た




顔に熱が集まるのがわかる




次に私を見ていた安井くんと目が合った



安井くんは優しい表情で頷いてくれる




″行っておいで″と言ってくれてるみたいだった






美勇人「いこ」






美勇人は私の鞄を手にし、差し出す






「…うん!」





小走りで美勇人の方へ向かい、鞄を受け取ると





美勇人「お疲れ様でした〜」


「お疲れ様でした」





2人で扉を開けてレッスン室を後にした






扉を閉めるとき、もう一度目が合った安井くんは

なんだかちょっぴり元気がなさそうで

少し、違和感を覚えた

30.→←28.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
349人がお気に入り
設定タグ:7ORDER , Love-tune , 森田美勇人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- とっても、面白いです! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 49efc44e7b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:barumi | 作成日時:2020年8月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。