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紫「 そんな怖い顔してどうしたん…笑 」
恐怖心が一気に安心感に変わり、ヘナッとその場に座る。
「 驚かさないでよ… 笑 」
紫「 ごめんな？そんなつもり、なかってんけど。笑 」
私の手を取り、優しく立たせてくれる紫耀。
私の顔をまじまじ見て、手をブンッと上に挙げるから驚いて目を瞑る。
その瞬間おでこに手をピタッと付けられた。
「 え… 」
少し冷えた手が妙に心地良い。
ゆっくりと目を開けると、「 無いな 」と言ってフワッと笑った。
紫耀は、何がしたかったんだろう。
硬直してる私を通り越して、何事も無かったかのように「あれー？ 」と言いながら、部屋をキョロキョロ除く紫耀。
「 あ、これ！ 」
紫耀に携帯を差し出す。
紫「 良かったー。 Aにありがとって連絡入れよ思ったら携帯無いんやもん。笑 」
「 私に…？」
紫「 おん。 今日、あんま体調良くなかったんちゃう？ さっきもボーッとしてたし、ピザもあんま食うてへんかったし。 」
「 あ、いや、それは… 」
おでこ触れたのは、そのせいだったんだ。
紫耀が触れた部分が熱く感じて、身体が火照る。
紫「 そんな時にお邪魔して悪かったなー、思って。 」
後ろに隠してもっていたコンビニ袋を私に差し出す紫耀。
紫「物食べへんと体調も良くならんからこれ、食べとき？ 」
中を除くと、色とりどりのカットフルーツ。
紫「 これなら食べやすいやろ？ せやから、次会う時までに体調治しとくんやで！ 」
そう言って、再び去って行った。
紫耀の優しさを痛感すると同時に、私の不審な行動で心配させてしまってたことを反省する。
でも…
それは、
紫耀のせいだよ？
紫耀のことを考えると、嫌でもドキドキしちゃうんだもん…。
優しさも、気遣いも、この紫耀の残り香を感じるだけで、胸がギュッと苦しくなるの。
もっと、
もっと、
紫耀を知りたい。
紫耀に、近づきたい。
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りー(プロフ) - ととろさん» ありがとうございます(;_;)私も岸君には平野君から奪う勢いで頑張って貰いたいと思ってます！笑 亀更新ですがお付き合い下さい(^_^*) (2016年11月28日 2時) (
レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろ(プロフ) - 一番好きな作品です！平野くんとくっついてほしいのですが岸くんももっと頑張れ！とゆう気持ちでみています笑これからも更新頑張ってください！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: ceb33ecd27 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - はるひさん» ありがとうございます！きゅんきゅん出来ましたか？まだまだ平野君との絡みシーンが少ない気がしてますので、今後期待して待っていて下さい(*^^*) (2016年11月23日 0時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - このお話面白いしきゅんきゅんしました！次の更新も楽しみにしてます(*´ч ` *) (2016年11月21日 15時) (レス) id: c2bed1d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - わさおさん» 初コメントありがとうございます！ 読者様の声が気になっていた所なのでとても嬉しいです。亀更新ですが今後ともお付き合い下さい(●´ω｀●) (2016年11月14日 1時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りー
| 作成日時：2016年10月24日 1時
