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丸「、、、。マリ?」
『はい。』
言いたい事バーって言うたら、泣きそうになって、下向いてたら丸ちゃんが近寄ってきて上から声かけられた。
丸「顔上げて?」
『、、、。イヤです。無理です。すいません。』
丸「うん。ごめん。何にもしいひん言うたのにごめん。先に謝っとく。」
『へ?』
意味が分からず、思わず顔を上げたら、
ギューッ
丸「マリ?俺は今まで1回もマリの事面倒くさいなんて思った事無いよ?
ずっと大倉とかヤスには固定ファンがいて、俺には誰でもいいいう奴しか寄ってこんくて。
でもマリはほんまに俺だけ見ててくれて。俺めっちゃ嬉しくて。
今日も舞台見てくれてるな。今日も待っててくれてるな。ってマリの事探してて。」
『う、うぅ。泣。ウソや。』
丸「ああ。泣かんといて?ほんでウソちゃう。
最初は又誰でもいい奴かて思ってたけど、何回も何十回も何年も差し入れくれて、ショボいネタやのに感想言うてくれて。
ネタやのに、毎回俺がいらんてゆうやつは俺が必要や言うてくれて。」
『はい。それはほんまですから。』 グスッ
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作者名:和花 | 作成日時:2022年1月27日 21時