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ピンポン ピンポン
玄関のインターホンが鳴った。モニターを確認すると宅急便の人。
絶対に開けちゃダメって言われたけど…もしみんなの大切なものが
届いているんだとしたら、受け取らないわけにはいかない。
そう思った僕は、ドアを開けてしまった。
宅急便 「お届け物です、こちらにサインをお願いします」
聡 「ありがとうございます」
サインをしようと目を下に下げたその時だった。
ビリリリッッ
いきなり脇腹に何かを当てられ電気が全身を駆け巡り
立っていられなくなった。薄れゆく意識の中
段ボールのようなものに押し込まれ蓋を閉められて
辺りが真っ暗になったのと同時に僕の意識もとんでしまった。
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作者名：greenrose | 作成日時：2021年10月3日 13時
