ぼくらのきずな【気象系】 (ページ30)

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キミを愛し、守り続ける８ページ30

智side

どうやら、
和と獣人クン達は知り合い？みたいだ

…一方的だけど

和「では改めて自己紹介を。俺は二宮和也です。おふたりの言う “勝さん” の孫です。ちなみに結界師です」

智「んと、大野智。陰陽師です」

翔「櫻井翔。同じく陰陽師です」

マ『マサキです。犬の獣人です」

ジ『ジュン、です。猫の獣人です」

和が知り合いということもあり、
保護すると共にウチに来てもらった

自己紹介を終え、静かになったリビング

和「やっぱり別人なんですね…」

ジ『ごめんなさい…』

和「あ、いや、潤くんが謝ることじゃないよ」

マ『いつものことだから、気にしないでください』

残念そうに眉を下げる和

申し訳なさそうに謝るジュンくんと
その頭を優しく撫でるマサキくん

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夜

緊張したような表情は消えず、
寝る直前までずっと硬かった

雅紀くんと潤くんのことは知らなかった

和「そういえば、そうでしたね…」

智「俺らと会う前からの友達だろ？」

和「まだ爺ちゃんが生きてる頃…、母さんと暮らしてた頃…っ」

翔「無理して言わなくてもいいんだぞ？」

また涙目になり始めた和

思い出すだけでこれだ

話すのはもっと辛いはずだ