眠れる森の美女たち

黒崎眞弥(微裏)2 ページ11

ピンポーン


玄関のチャイムが鳴る。
無視して行為を続けようとした。


ピンポンピンポンピンポンピンポン
ピンポンピンポンピンポンピンポン


ピンポーン


チャイムの連打。


俺はAにキスを落とし
不機嫌に玄関に向かう。


ガチャ



「眞弥先生グッモーニン！」


扉を開けた先に立って居たのは
マスクをつけた緑の髪をした奴


『武政。こんな朝っぱらからなに。』


Aとのいい雰囲気を邪魔され
俺のイライラは半端ない。

まして相手が武政となると尚更。


「今日は清々しい朝だね！
だから九条さん眞弥先生と
ブレックファーストを
食べようと思って来たんだー♡」


別に頼んでないし、良い迷惑なんだけど。


機嫌の悪い俺は
武政を追い返そうとしたが
丁度奥からAの声がした。


「せっかくだから九条さんと
朝ごはん食べようよー！！
今から用意するからさ(^^)」


「Aちゃん、久しぶり♡
お邪魔しまーす！！」


遠慮もなくズカズカと上がっていく
武政の後ろを俺はついていく。


『はぁー…』


「あれ？眞弥先生どうしたの？」


俺は武政を睨み一言。



『お前後で殺す。』



予想外の訪問者に
お預けをくらった眞弥くんは
その日一日不機嫌でしたとさ。



〜 E N D 〜

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