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この国の王女から始まる物語。#8 ページ9

ブレズ「…ではお入りください。」
【ゼルディア国 第一ベランダ】
ブレズ「それでは_朝の王女様のご挨拶が始まります。」
アリアン「ゼルディア国王女のアリアンよ…皆様御機嫌いかがかしら?…この国に新たな重大な危機が迫ってきたわ…これは真剣に聞いて欲しい…北の国でゲルマ戦が行っているの…」

それを聞いた瞬間…町の人々は「死んでしまう」という恐怖の目をしてアリアンを
見つめる…。

アリアン「いつ…私達の国に来てもおかしくないわ…でもそこで慌てるのもいけない…でも安心して…今援護国の東の国王子ベルントが来てくれてるわ…ベルントがいるだけでも心強いわよ…」
ベルント「東の国王子…ベルントです…ご安心ください!!ここの国は僕が守り…」

ガタガタっ!!と何かがこの国に迫ってくるような…大きな音がすれば…
皆がすぐにゼルディア国の門に目を向ける…

ゾウル「ゲルマの大群がゼルディア国門付近に確認っ!!ただちに地下への入口を開きますっ!!街の皆様は家に帰らずに…すぐに地下にお入りください!!繰り返します_」

すると町の人々は悲鳴をあげて…地下に入ろうと走る姿が目に見えた…

アリアン「あっ…あ…み…皆様!!すぐに地下に入りなさいっ!!」
ブレズ「ディーブ、ゼリス!!王女様と王子様を命を掛けて守りなさい!!」
ゼリス「わかってるよっ!!」ディーブ「くっ!!…」

ゲルマが門をこじ開けて襲ってる姿が見えれば…ベランダからすぐ
逃げて…。

ベルント「僕は戦いますっ!!そのために来ているので!!アリアン王女をよろしくお願いしますっ!!」
アリアン「ベルントっ…!!」
ベルント「大丈夫ですから…アリアン王女…」

白馬に乗ると勢いよく走っていく姿を見つめれば…

ディーブ「アリアン王女…ベルント王子は強いですからっ!!」
アリアン「うっ…うん…」
【ゼルディア国 地下】
町人「ど…どうしましょ」
女性「この国は終わりよっ…」
男性「クソぉっ!!」
ブレズ「皆さん落ちついてくださいっ!!王女様の言葉をお忘れですか?皆さんでも…生きましょうっ!!」
ゼリス「ア…アリス!!アリスちゃんっ!!返事をしてっ!!」
ブレズ「ゼリス!!王女様はどうしたのっ!!」
ゼリス「ア…アリスちゃんがいないんだっ!!」
ブレズ「地下にいないなら…お城はどうしたの?」
ゼリス「お城にも…いない…」

泣きそうな目でいるゼリスの頭の中はアリスで精一杯で…

ブレズ「な…なら…地上…」
ゼリス「…っ!!行ってくる…!!」
ブレズ「ダメよ!!危ないわ!!」
続く…。

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fruit(プロフ) - こんにちは!初めましてですね!私も王女様の話を作っているので、とても参考にさせていただいてます!これからも頑張ってください! (2016年6月23日 17時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
歌瑠(プロフ) - それは良かったです!! (2016年1月26日 18時) (レス) id: f34261a211 (このIDを非表示/違反報告)
マミマ - 内容がしっかりしていて、良かったです! (2016年1月25日 16時) (レス) id: 10f1658395 (このIDを非表示/違反報告)
むみ - (っ’ヮ’c)? (2016年1月6日 11時) (レス) id: f34261a211 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ - アドレスに気付いてくれるとは…!一生懸命考えました (2010年4月5日 13時) (レス) id: 4490f3aa26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌瑠 | 作成日時:2016年1月5日 16時

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