夏祭り 其の四 ページ15
in主
輝「清瀬さん…どうしてここに？」
主「え、源くん？！」
源くんがそこにいた。
主「どうして…ッ！？」
霊刀が目に入る。
急いで狐達を抱き寄せた。
翠「…祓い屋？」
朱「祓い屋だ！！」
碧「俺達を祓いに来たんだ！！！」
腕の中で大暴れする狐達
輝「ちょっと待って」
源くんが慌てて止めようとしても、落ち着くことなんてなく、碧汰が私の腕の中から飛び出してしまった。
碧「大変だ！大変だ！
宴会どころの騒ぎじゃないぞ！！
すぐさま空狐さまにご報告だ！！」
そういって走り去ろうとする碧汰
主「源くん、捕まえて！！」
マズいと思い、大急ぎで源くんに向かって叫ぶ。
すると源くんは一瞬で体を動かし、碧汰の尻尾を掴んだ。
碧「ギャ！！？」
素っ頓狂な悲鳴が上がる。
・
in輝
主「全く…空狐姐様に伝えるだけならともかく、宴会をぶち壊す気！？」
ちょこんと座り、項垂れている青い飾りを付けた小さな妖狐を説教する清瀬さん
他の妖狐達は横でその光景を眺めている。
僕もそれを座ってみていた。
碧「いや、空狐さまにご報告するだけでぶち壊す気は…」
恐る恐る話す、青の妖狐の反論を他の妖狐達が否定する。
朱「いいえ、アレは境界に戻った瞬間、大声で祓い屋が来たーって叫ぶヤツよ」
翠「碧くんは一度焦ったら、周りが見えなくなる子だもんね〜」
朱「そんなんだからいつまでも出世できずにヒラのままなのよ」
碧「うぅ…」
青の妖狐はタジタジだった。
・
主「で、源くんは何でここに？」
清瀬さんが妖狐三匹を横に座らせてから聞いてきた。
主「場合によっては手荒なことになりかねないので出来るだけ詳しく教えてくれると助かります。」
そういって頭を下げてきた彼女はさっきまでの妖狐達と戯れていた時とは違い、少し事務的に感じた。
・
妖狐達の名前は覚えなくても大丈夫です。
多分この章が終わったらもう出てこない…by作者
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minimum(プロフ) - ここで終わるの、気になりすぎます。とっても面白かったです！こんな夢中になるような作品に出会えて嬉しいです。ありがとうございます。続き、期待してても良いですか！？ (4月4日 20時) (
レス) @page33 id: 2677f851e2 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこって美味しいですよね - あばば…終わってしまった……しかも2年前だと？！？このコメが届いたら嬉しいのですがね…応援しております。まじで最高です🥹🥹🥹 (4月1日 23時) (レス) @page33 id: f91a4d9a84 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 夢小説だと思えないくらいの濃い話をありがとうございます！！輝くんと夢主さんが幸せになれますように！！ (2月26日 21時) (レス) @page33 id: f39889db93 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 最新待ってます‼︎ (8月2日 8時) (レス) @page33 id: 8da118ebe3 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 終わり⁉︎終わりなんですか⁉︎そんな、、、続きが気になりすぎる、、、、 (2023年1月3日 17時) (レス) @page33 id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2020年6月7日 16時
