海と空 (ページ34)

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駅を出ると駐車場にバスが6台停まっていた

俺らは8班だから2号車。

ガイドさんは20代後半？

顔は可愛いけど、俺好みじゃない。

なんか祐基が好きそうな顔。

席順は

晃一太陽

祐基佑亮

海空

拓弥桃

綾雅は酔いやすいから一番前の席。

拓弥と桃は付き合ってる。

だから俺は必然的に空の隣になる。

・・・

気まずくなる前になんか、するか…

空「小笠原くん、snowしよ！」

「え？」

空「嫌だ？」

「そんなことない！早くやろー」

なんか通じあってる気がして嬉しかった。

カシャッ

「見せてー」

空「嫌だ、」

「なんでぇー」

空「恥ずかしいから、

後で送るから！」

なんか、空どんどん可愛くなってく、

佑「あー海ずるい！僕も撮りたい!!」

空「ホテルについたら一緒に撮ろ？」

佑「分かった！空ちゃんのお部屋に行くね！」

空「うん、だから今は座ろうか？」

佑「はぁーい」

晃「あひゃひゃひゃひゃ、佑亮、お前は幼稚園児か！

空ちゃん！俺も部屋行ってええ？」

太「俺も俺も!」

空「ええで！」

なんか、むかつく。

「空もっと撮ろー！」

拓「かいかい、妬いてる？」

「な、妬いてないし！」