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いやさぁ、そこはもっとこう、違うのあるでしょ。 ページ3

手続きを済ませるために何処かへ向かったユーフラテスさんを待っていた。
待っている間、僕はこの会社の2階にあるカフェでクレープに食らい付く。
とても薄いのにもっちりと弾力のある生地、甘いのに全くしつこくないクリーム、ほろ苦くてほんの少しワインが香るしっとり系のガトーショコラ。それらを一緒に頬張れば、幸せだけに満たされる。
(こんな美味しいクレープが食べられるなら、就職して大正解かも知れない、、、!)
本気でそんな事を思い始めた頃、誰かが声をかけてきた。
「すみません、そのスイーツ、何ていうやつですか?」優しい雰囲気の低い声だった。
声の主の方を見れば、温厚そうな男性がいた。
肩につかない長さの髪を後ろで束ね、春らしい色調のスーツに身を包んでいる。
自分に向けられた柔和な微笑みは、見た者全てを勘違いさせそうな代物だった。
「あ、これはガトークレープです。ところで、社員の方ですか?」僕がそう問いかけると、
「ありがとうございます。私はここの社員ですが、貴方が噂の新人さんですね?じゃあ今は手続き待ちですか。まだ神力ガチャはまだでしょう、お礼にお話ししましょうか?」と気を使ってくれた。
、、、待って神力ガチャってなんだ?!
「ふふ、神力ガチャはうちの選ばれし魂のサポート用の機器ですよ。」
どうやらここにもガチャはあるらしい。


課金したいな、、、(禁断症状)

つづく

ネヴィはスパダリなのだ。→←清らかな魂、か。



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設定タグ:小説 , 腐敗豆腐系女子向け , 異世界ファンタジー   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:酔風 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/lovernish-now/  
作成日時:2021年5月30日 21時

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