[ky]猫の猫2

ゲーム月間（TOP4その2） ページ37

牛沢side


A「今のうちに修理してくださいぃぃ！！」

ガ「任せて！」

キ「うっしー今Aちゃんとやり合ってるわ。」

レ「俺の近くでオナラしまくってるんやけど！？」

牛「逃げんのも隠れんのも上手いな。オナラはしとくぜー。」


5人でプロップナイト。
オンラインじゃなくて、フレンドだけで。
いつも4人でやってたし、最近ゲーム月間でずっとゲームしてるって聞いてたし、Aちゃんが入ってやんのも楽しいのかもなって。
レトルトから連絡が来た時、面白そーじゃんと思って二つ返事で了承した。
それで今、俺はシーツマンとなり逃げ足の早いAちゃんを追いかけている。


牛「え！？どこ行った。」

A「もうそこにはいませんよ〜。」

牛「いや、隠れてるだろ。ここか！？」

キ「いて！それ俺なんだわ！」

ガ「なにしてんのキヨ笑」

レ「直しましたよー！」

A「ごめんキヨくん。そこにいるって知らなかった笑」

キ「心配するな。逃げ切ってやるぜ。」

牛「そうはさせねーぞ？」

キ「ぎゃぁぁぁぁぁ！！」

レ「フラグ回収早すぎんのよ笑」

ガ「今のは俺達も見えてたよオチが笑」

A「途中までカッコよかったよ笑」


実況撮ってないのにハイテンションなキヨ。
Aちゃんとゲーム出来てんのが嬉しいんだろうな。
俺たちの中で1番年下ってのもあるけど、こいつのテンションはよく分かる。
そんな末っ子に彼女が出来て、その彼女が10代ともなると、ガッチさんなんか娘でもおかしくない年だ。
最初は大丈夫なのかと、キヨに寄生してんのかと思って心配したけど、思っていたよりAちゃんはちゃんとしてた。
それに、キヨといることで強くなった。
今回、姿がバレたこと、SNSで悪く言われていること、それを見ても泣くことなくゲームを楽しんでいるんだから相当だよな。
前までは泣き虫だったのに。


牛「はい、捕まえた〜。」

A「うわぁ！うわぁぁ！！」


Aちゃんを捕まえ、イスに座らす。


牛「オナラしとくぜオラァ〜！」

A「私の前でオナラしました、最悪です！笑」

キ「俺が助けるから待ってて！」

ガ「あ、助けちゃった笑」

キ「俺の見せ場取んないでよ！」

レ「ちんたらしてるから〜。」

A「ガッチさんありがとうございます！」

キ「ガッチさんにときめかないで！！」


わちゃわちゃとコントのような会話に、俺は我慢できず大笑いしてしまった。

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