お掃除 ページ30
Aside
私の姿が晒されたあの日、SNSでは『キヨ年下彼女』とトレンド入りした。
反応は『思ってた以上に可愛い』『小さくて小動物感』『めちゃ可愛がられてて羨ましい』とか。悪いコメントもあったけど今の私は気にならなかった。
フ「よ!時の人!」
初めての最俺ハウスにワクワクしながら、インターホンを鳴らす。
すると中からフジさんが元気に出てきた。
A「時の人参上です笑」
こ「まぁ、そこまでアンチコメントもないし、可愛いって言われてるし大丈夫よ!」
ヒ「2人で頭に付けてたの可愛かった〜。」
A「あれ、お互いに選んだんですよ〜。」
なんて話しながら中に入れてもらう。
今日来た理由はキヨくんの忘れ物を届けに来たのと、部屋の掃除と、ネットの記事について。
キ「ごめん、忘れ物持ってきて貰って。」
A「全然いいよ。部屋の掃除もさせてもらえるなんて、血が滾る!笑」
フ「本当にありがとね。俺らもちゃんとやるから!」
こ「早く終わらせて記事のこと喋んないとな。」
ヒ「あ、グリーンバックの部屋は俺の私物だらけだからやらなくていいよ。」
キ「あの部屋に住み着くな。全部破棄する方向で。」
ヒラさんが「やめてよ〜」とナヨっとした声を出すから、グリーンバックの部屋はやめておく。
キヨくんの家と見違えるほど汚い…。
A「とりあえず、捨てれるゴミは全部捨てましょう!」
1人ずつゴミ袋を渡し、担当区域を決める。
私は1番酷いリビングを担当することに。
動画で見たことはあったけど、その時よりも更に酷くなっているような。
カラーボールも動物型のイスもいるのか?と思うけど、とにかくペットボトルや散乱した袋などを分け、捨てていく。気づけば袋はパンパンになっていた。
フ「A隊長!袋いっぱいになりました!」
こ「こっちも!」
キ「やべ、破れそう。」
ヒ「俺まだスカスカ。」
A「袋いっぱいの人は新しい袋に替えて!リビングだいぶ綺麗になりましたよ!」
物が無くなったリビングを見て、最俺の4人は「すげー」と漏らしていた。
他の部屋もだいぶ片付き、掃除機を掛けて終了。
ヒ「ありがとう〜!」
フ「助かったよ!!」
こ「こんな綺麗になんだな!」
キ「マジ助かった、ありがとな。」
A「いえいえ。どういたしまして。」
綺麗になったリビングで、本題の記事について話し合うため、私とキヨくんはソファに並んで座った。
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えぬ(プロフ) - RX-00さん» 最初から読んでくださってありがとうございます!会話部分は勢いで書いていて、私の中のキヨくんの叫びが出ちゃいました笑 これからも楽しんで頂けるように書いていきますので、ぜひ、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月20日 16時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 初めまして。パート1から読んでます。キヨくんの発言する言葉ひとつひとつがキヨくんの声で脳内再生されて、毎回笑わせてもらっています!「ガッチさんにときめかないで!」が個人的に大好きです(笑) (2022年7月20日 16時) (レス) @page47 id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えぬ | 作成日時:2022年6月5日 21時