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対等な関係 ページ24

Aside
キヨくんと朝からまた言い合いをしてしまった。
キヨくんが実況者としてかなり稼いでいることは知ってるけど、でもキヨくんは一般人だ。
動画に出てる人だけど、仕事をしてるだけだ。
だから、私とキヨくんは対等であるべきだと思っている。
なのに、キヨくんは優しいからなかなか家賃や食費を払わせてくれない。





吉原「…それ俺に相談する?」

A「だって、家帰ったらまた会うわけだし、早急に自分の中で解決しておきたいの。」

吉原「俺がまだAのこと好きって分かってる?」

A「聞こえないー。」


吉原くんはまだ私のことを好きでいてくれてるみたいで。
ありがたいけど、なんで私なのってずっと思っている。


A「…なんやかんや言って、吉原くんいつもアドバイスくれるし。」

吉原「こうやって相談乗り続けたら、いつかは俺の方がいいってなんないかなって魂胆よ。」

A「いつかは、なるかもね。」


キヨさん以外ありえないけど、そういう風に言っておく。私ってずるいなぁと思いながら。


吉原「で、今朝の言い合いの話だけど、あれじゃない?キヨさんはAが家事全般やってくれてるからそれでいいって思ってんじゃないの?」

A「……それありえる。キヨくんのことだから、そう思ってそう。」

吉原「じゃあ別に甘えればいいんじゃない?あの人稼いでるし。2人分の生活費払っても貯金出来るほどあるでしょ。怪物だし。」


嫌そうな顔をしながらそう言う。
甘えてもいいところなのだろうか。
というか、吉原くんの方がキヨくんのこと分かってる…?






玄関を開けると暗い玄関に人影が見え、「うわぁ!」と驚いてしまった。


キ「あ、おかえり。」

A「ただいま…。中、入らないの?」

キ「俺も今帰ってきたとこでさ。」

A「そうだったんだ。おかえり。」


何事もなかったように振る舞う。
引きづるのは大人じゃない。
大事な事だからもう1回話はするけど。


A「今日さ、キヨくん時間あったら、ご飯一緒に作らない?」

キ「…作る。手伝う。」

A「うん。作ろ。」


久々に2人でご飯を作れることにうきうきしながら、買っておいたお揃いのエプロンを自分の部屋から持ち出した。

エプロン→←もう失いたくないから



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設定タグ:キヨ , 最終兵器俺達 , TOP4   
作品ジャンル:恋愛
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えぬ(プロフ) - RX-00さん» 最初から読んでくださってありがとうございます!会話部分は勢いで書いていて、私の中のキヨくんの叫びが出ちゃいました笑 これからも楽しんで頂けるように書いていきますので、ぜひ、よろしくお願いします🙇‍♀️ (2022年7月20日 16時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 初めまして。パート1から読んでます。キヨくんの発言する言葉ひとつひとつがキヨくんの声で脳内再生されて、毎回笑わせてもらっています!「ガッチさんにときめかないで!」が個人的に大好きです(笑) (2022年7月20日 16時) (レス) @page47 id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えぬ | 作成日時:2022年6月5日 21時

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