3話 ページ5
ガチャ
屋上のドアを開ける。そこに居たのは…
貴『久しぶり!晋助!神威!』
左目に眼帯をつけた厨二病と赤毛のおさげでした。
威「ちょっと。久しぶりの再会なのに失礼すぎない?まぁ晋助はいいけど」
晋「神威。ちょっと黙ってろ」
おー怖い怖い
俺と晋助、神威は、中学の喧嘩仲間。
中学の時から晋助は鬼兵隊を、神威は第七師団を率いてた。ん?俺は何かって。俺は1人だった。人と絡むの面倒だし。
晋「Aお前なんで男装してるんだ?」
威「それ俺も思った。何してるの?」
ジーと見つめてくる神威と、高杉。
貴『色々あったの、ここに来るまで!
まず、此処にいることがクソジジイにバレないように。もう一つが………』
止まってしまった。この二人は知っているはずなのに…
晋「あいつか。」
晋助が見据えたように話す。
貴『うん。あの子に頼まれたんだよ。お父様を見てきてね、って』
逃げ出すのに手助けしてくれたのもあの子だし。
貴『俺は、あいつをあの籠の中から助ける為に此処にきた。あいつを自由にしたい。』
威「へー面白そうじゃん。喧嘩するときは、俺のこと呼んでネ!」
晋「まぁ、せいぜいあのジジイに捕まることが無いようにしろよ」
やっぱり、二人に会えてよかった。心からそう思うよ。
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作者名:輝夜 x他2人 | 作成日時:2017年10月23日 9時