第２話 １年７組 ページ4
【１年７組】とかかれた教室に着いた。
ドアをゆっくり開けると、お嬢様とお坊ちゃんがたくさん、、
見たことのあるような人も何人かいる。
きっとテレビに出てる社長さんの息子なんだろうな…
そんなことを思いながら窓側の席に座った。
どうやら自由席。
仲のよさそうな女子何人かが反対の席で楽しくおしゃべりしている。
窓の外を見るとちょうど校庭が一望できる。
スッ〜と、春風が吹いてきて気持ちがいい。
時を忘れ五分がたった頃先生が入ってきた。
エリートと呼ぶ以外ないだろうと言うくらいお金持ちオーラが漂っている。
橘｢担任の橘です。よろしくお願いします｣
気品のある担任の真っ黒な髪の毛、そして透けるような水色の瞳。
この人はテレビに出ている、作家の橘さんだ。
本はまだ二冊しか出していないが、どちらともベストセラーとなっている有名な人だ。
「月明かり」と「秘密」の本は私も図書館で読んだことがある。
こんな有名な先生が担任…
さすが、桜乱学園。
橘｢これからいろいろ説明をしていきたいと思いますが、その前にまず桜乱学園を試験１位で合格した中島Aさんに拍手しましょう。では、たってください｣
貴方｢あ、あたし？」
橘「はい、貴方ですよ」
貴方｢えっと、はい｣
なんだか恥ずかしくて私はゆっくりとたつ。
橘｢中島さんは当学園の学力の一枠に見事入りました｣
先生がそういった瞬間ｻﾞﾜｯと回りが動く。
橘｢皆さんも彼女を見習いましょう。貴方のような優秀な方、きっとお父様もさぞかしエリートなのでしょう。どんなお仕事をしているのですか？｣
えげつない先生。
貴方｢父親…は…」
『お前たちはここで過ごしなさい。そして、私が父親であることは忘れなさい』
橘｢中島さん?どうしました？｣
貴方｢えっと…」
｢お父上のお仕事がわからないだなんて、どんなお仕事をしているのかしら？」
｢もしかしてとんでもない子なんじゃない」
ﾋｿﾋｿと私に対しての冷ややかな会話が聞こえる。
橘｢…すみません、事情がありますからね。座ってください中島さん。皆さんもお静かに。ではこれから明日からの説明をしていきたいと思います＿＿＿＿＿＿｣
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そらちゃんです！！(プロフ) - 花男？ (2020年8月21日 7時) (
レス) id: 5d277503a8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの抹茶 - 初コメです。初めてこの作品を読んだのですがとても面白いです！キャラヘイトについては色々な意見がありましたが(下拝見)、そう思われるほど作者様の文章力があるのだと思っています。完結するのが楽しみです (2019年1月11日 23時) (レス) id: 6d228bc660 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - 柊さん» 返信遅れました。すみません…後指摘ありがとうございます。 (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - sofaradoreさん» 返信遅れました。本当ですね…指摘ありがとうございます (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 続編だけじゃなく、こちらにもフラグを立てて欲しいです。キャラヘイトはルール違反では無いですが、苦手な人は酷くショックを受けるのでフラグを立てる事が義務づけられていますよ。マナーやモラルの問題では無くルールなので、よろしくお願いします。 (2017年7月13日 12時) (レス) id: 989dfcf2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃雪華 | 作成日時：2017年1月31日 23時
