第２５話 ばれてました ページ27
お店を出ると空夕焼け色に染まっていた。
私は重くなった荷物を抱え歩き始める。
歩き始めたんだけど＿＿＿＿
｢やぁ、Aちゃん｣
背筋が凍ったような気がした。
貴方｢ど、どちら様でしょうか｣
ジョン｢やだなぁ、フードで隠しているつもりだけどバレバレだよ。君の可愛い顔はどんなかたちでも見えなくても美しいからね｣
貴方｢からかわないでください。ジョン･スタインベックさん｣
ジョン｢ほら僕の名前知ってるじゃない｣
貴方｢あっ…｣
やばい……自分から墓穴掘っちゃった。
ジョン｢というか僕のことスタインベックって呼んでいいんだよ？｣
貴方｢平気です。呼ぶ義理も無いんで｣
ジョン「あはは、やっぱり面白いねぇ｣
ｸｽｸｽと笑う姿はお坊っちゃまらしい笑いかた。
貴方(スタイル抜群だし…完璧だなぁ)
おまけにお金持ち…
そりゃモテるか
ジョン「僕に惚れちゃった?｣
貴方｢そんなことっ｣
ジョン「ﾌﾌｯ冗談だよ。本気になるなんて。大丈夫、貧乏女の子には手を出さないから安心して｣
貴方｢余計なお世話だ！この金髪男｣
皮肉なことを言うこの人、本当に嫌い。
このままここで話していると私、爆発しちゃいそう。
そうなる前に帰らなきゃ。
ｸﾙﾘ背を向けｽﾀｽﾀと歩く。
ジョン｢荷物もってあげようか？｣
貴方｢結構です｣
スタインベックさんに荷物もってもらうなんて出来るわけない。
他の人から殺されてしまう……
家に帰るまで後ろを振り替えることはなかった。
家を知られてもいろいろまずいので遠回りをして帰ってきた。
貴方｢ただいま｣
敦｢お帰り〜｣
あぁやっぱり弟は可愛いなぁ。
敦｢何でにやけてるの？なんか気持ち悪いよ｣
貴方｢何でもないよ。さぁ、ご飯作ろう｣
ジョンsaid
Aちゃん…本当に面白い。
マーク｢スタインベック？待った？｣
ジョン｢いいや今仕事が終わったところだよ。
じゃあ太宰たちのところに行こう｣
マーク｢今日は治の家でパーディーだっけ？｣
ジョン｢そうだよ｣
マーク｢…スタインベック？何かあったのか？｣
ジョン｢えっ?＿＿＿＿別に何にもないよ｣
可愛い人形に会ったよ＿＿＿＿＿
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そらちゃんです！！(プロフ) - 花男？ (2020年8月21日 7時) (
レス) id: 5d277503a8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの抹茶 - 初コメです。初めてこの作品を読んだのですがとても面白いです！キャラヘイトについては色々な意見がありましたが(下拝見)、そう思われるほど作者様の文章力があるのだと思っています。完結するのが楽しみです (2019年1月11日 23時) (レス) id: 6d228bc660 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - 柊さん» 返信遅れました。すみません…後指摘ありがとうございます。 (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - sofaradoreさん» 返信遅れました。本当ですね…指摘ありがとうございます (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 続編だけじゃなく、こちらにもフラグを立てて欲しいです。キャラヘイトはルール違反では無いですが、苦手な人は酷くショックを受けるのでフラグを立てる事が義務づけられていますよ。マナーやモラルの問題では無くルールなので、よろしくお願いします。 (2017年7月13日 12時) (レス) id: 989dfcf2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃雪華 | 作成日時：2017年1月31日 23時
