第１７話＋感謝 ページ19
先生｢＿＿＿＿試験終了まであと三分です。見直しをしてください｣
あっという間に３科目目が終了するところだ。
私は何度も何度も見直しをして、深呼吸をする。が、
少しだけ持っているシャーペンが震えている。
もし……3位以下だったらどうしよう。
彼らに退学させられるより自分から退学してしまうはめになってしまう。
貴方(大丈夫……図書館に通って、あの人に勉強教えてもらってたんだから。自分を信じなきゃ)
先生｢試験時間終了です。ペンをおいてください｣
長かったような短かったような五分が過ぎ、テストの半分は終わった。
四十分のお昼休憩のあと、理科と社会のテストで１日は終わり。
私は鞄からお弁当箱をだし参考書を広げた。
何度も言うけれど家が貧乏なので新しいのは買えない。
かといって中古の本も易々と買える訳じゃない。
この少し古びた参考書は"ある人"からもらったもの。
もらったときは嬉しくて何度も何度もページをめくって遊んでいた。
勉強するときはこの参考書を必ずとなりにおいておく。
貴方｢(ﾓｸﾞﾓｸﾞ……おいしい」
大抵は私が朝御飯を作るのだが、ここ何日か勉強を朝までやっていたため敦が変わりに朝御飯と昼御飯を作ってくれていた。
昨日は夕飯の残りの肉じゃがで今日はハンバーグと、サンドイッチ。
形もいいし野菜もしっかり入ってる。
おまけに味は私好みの味。
やっぱり兄弟って似るんだなぁ〜と実感していると、突然私の机がﾊﾞﾝｯと音を立てた。
貴方｢何かようですか？
東さん」
東｢その目、本当にムカつく。でもそんなことしてられるのも今のうちよ。
せいぜい残りの学園生活を楽しむことね｣
貴方｢それだけなら、早くここから消えて｣
東｢あんた本当にムカつく。覚えてなさいね｣
貴方｢なんだったの……」
髪の毛を振り払い、東さんは教室の外へと出ていった。
モンゴメリ｢何だったのって……状況を理解しているのかしら?｣
次に現れたのはモンゴメリさん。
貴方｢どうしたの？」
モンゴメリ｢ちょっと話しましょう？ついてきて＿＿＿｣
言われるがまま私はモンゴメリさんについていった。
☆☆☆☆
星が赤くなっていました……感謝です!
ありがとうございます！
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そらちゃんです！！(プロフ) - 花男？ (2020年8月21日 7時) (
レス) id: 5d277503a8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの抹茶 - 初コメです。初めてこの作品を読んだのですがとても面白いです！キャラヘイトについては色々な意見がありましたが(下拝見)、そう思われるほど作者様の文章力があるのだと思っています。完結するのが楽しみです (2019年1月11日 23時) (レス) id: 6d228bc660 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - 柊さん» 返信遅れました。すみません…後指摘ありがとうございます。 (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - sofaradoreさん» 返信遅れました。本当ですね…指摘ありがとうございます (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 続編だけじゃなく、こちらにもフラグを立てて欲しいです。キャラヘイトはルール違反では無いですが、苦手な人は酷くショックを受けるのでフラグを立てる事が義務づけられていますよ。マナーやモラルの問題では無くルールなので、よろしくお願いします。 (2017年7月13日 12時) (レス) id: 989dfcf2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃雪華 | 作成日時：2017年1月31日 23時
