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第15話 絞められる ページ17

次の日____







「ねぇ、あの子じゃない?昨日T5に逆らったって言う人」




「あれ、あの子って、実力で入ってきた人で有名だよね?」



「なんでも、家が貧乏なんですって」



「嘘ぉ、庶民なの?」



「ちょっと、こっちにらんでるわ」



「やぁね、いきましょ」







貴方「……はじまった。というか、なんで家の事情知ってるんだろう。本当に不思議だわ」


ヒソヒソ私の悪口を言う女の人を避けながら下駄箱につく。




ため息をつきながら、開けると











































貴方「上履きが……ない」




昨日はあったはずの上履きが消えている。

バーゲンの日じゃないときにかったから高かったのに…








後ろからクスクスと笑い声が聞こえる。





男「T5様たちの手は汚させねぇ。俺がお前を生け贄にしてやるよ」




一人の男子生徒が私の肩を触った







その瞬間、過去の記憶がよみがえる____







































『ねぇさん、ママは迎えに来てくれるよね?』







『あんたのその肩の傷、私の恨みよ。覚えておきなさい』







『私が強くならなきゃ……。敦を守らなきゃ』
































貴方「触らないでっ!」




相手の手を思いっきりはたいた。


その反動なのか、相手が手首についていたブレスレットが床に落ちる。



男「チッ、いってぇな。壊れたらお前弁償しろよ」




男はそれを拾ったあと私の首をしめた。



背の低い私は宙に浮き抵抗できない。





貴方「うっ」



男「謝れよ?」








謝る必要がない……だから、私は無言のまま相手を睨み付けた。





男「早く、謝れっていってんだよこの貧乏女!!」





周りのギャラリーがざわつき始める、、

味方は誰もいない。



やばい



私の意識ももうそこまでなくなろうとしていたその時だった。




































太宰「何してるんだい?」































T5が姿を現す
先頭には太宰がいる。



太宰「私のお人形じゃないか」
 




君の悪い声で、首を絞められている私を見ながらにやけている








太宰「もうそこまでにしておきたまえ」


男「わかりました」




太宰の一声で私はドンッと床へ落ちる。



貴方「っ__ゴホゴホゴホゴホ」



酸素をくれと、脳が悲鳴をあげ、
その場で何度も何度も深呼吸をした。

第16話 その後の出来事→←第14話 明日への恐怖



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そらちゃんです!!(プロフ) - 花男? (2020年8月21日 7時) (レス) id: 5d277503a8 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの抹茶 - 初コメです。初めてこの作品を読んだのですがとても面白いです!キャラヘイトについては色々な意見がありましたが(下拝見)、そう思われるほど作者様の文章力があるのだと思っています。完結するのが楽しみです (2019年1月11日 23時) (レス) id: 6d228bc660 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - 柊さん» 返信遅れました。すみません…後指摘ありがとうございます。 (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪華(プロフ) - sofaradoreさん» 返信遅れました。本当ですね…指摘ありがとうございます (2017年8月10日 16時) (レス) id: 1382d36792 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編だけじゃなく、こちらにもフラグを立てて欲しいです。キャラヘイトはルール違反では無いですが、苦手な人は酷くショックを受けるのでフラグを立てる事が義務づけられていますよ。マナーやモラルの問題では無くルールなので、よろしくお願いします。 (2017年7月13日 12時) (レス) id: 989dfcf2dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃雪華 | 作成日時:2017年1月31日 23時

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