((誰にも取られたくない2)) ページ23
‐高嗣side‐
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「へ?」
あ、
口が滑って告白してるし、俺。
カッコ悪。
Aだって驚いてるし。
「あ、ありがとう//」
高嗣「ごめん…。でも本当のことだから」
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「嬉しいけど、メンバー内恋愛禁止だから…ごめんね」
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違うでしょ。
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Aはミツが好きだから、俺を振るんだよ。
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高嗣「もおー振られるなんて思わなかったぁ。
しかもいきなり帰るって言うし……
このうめ合わせは必ずだかんな!」
悲しませないように、
そう考えてテンションを上げて喋った。
俺にはこれぐらいしか考えられない。
「ありがと!あ、これ」
可愛い笑顔を見せて、
財布から取り出した五千円札を机に出して立ち上がった。
「足りなかったら返すから。…本当にごめんね」
走り去って行ったA。
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きっとミツもAも気付いてないだけでお互いのこと…
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好きなんだ。
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いつかは気付く、ミツが好きだって。
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それまで俺を見ててほしい。
お姫様は王子様を探しに
(五千円もいらないのに)
*..ラッキーメンバー..*
二階堂高嗣
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作者名:真中ユウ | 作成日時:2013年2月28日 21時