【喧嘩松】とある死神と六つ子の物語。─２─

†【５３】† ページ6

おそ松「コイツらのせいで腹減った！つーか元々減ってた！！俺にもくれって！！」




ギャーギャーと喧(やかま)しいおそ松


その横には 欲しそうな目をしながらも気にしてないフリをしているカラ松


そして 正座で弟松の光景を見ているチョロ松がいた




カラ松「…ﾌｯ…お、俺は可愛い弟の 楽しそうな姿が見られて満足だぜ…」


『…チラチラ見てんのバレてるから』


カラ松「えっ」


チョロ松「………いいなぁ…」


『……口の端から何か垂れてるぞ、童貞』


チョロ松「えっ」




そんな兄松に気付いたのか、十四松は上３人に言った




十四松「兄さんたちも食べるーっ？」




その言葉に、瞬時に反応したのは長男様だった




おそ松「えっ、マジで！！さっすが十四松！わかってるぅーっ！！↑」


十四松「美味しいよーっ！」


カラ松「 my little brother(マイ リトル ブラザー)十四松…！！お前なら察してくれると思ってたぜ…！」
(発音:ﾏｲ ﾘﾙ ﾌﾞﾗｻﾞｰ←公式18話参照


チョロ松「マジで！？十四松、お前今日サイコーだな！」





十四松の言葉にテンションの上がっている兄松


その元へ冷水が降り掛かる




トド松「えぇ�・？いーよ、十四松兄さん。僕らの分少なくなっちゃうじゃ�・ん」


一松「十四松、こんなクズ兄共にやる筋合いないから」




…コイツら…


鬼畜か。



案の定 兄松からはブーイングの声




おそ松「はぁぁっ！？何余計なこと言ってんだドライモンスターがっ！！！トッティ！！マジでトッティ！！」


チョロ松「一松テメェッ！！上２人はクズでも俺は違ぇからなっ！！！」


カラ松「…俺は…、俺はいいからお前たちで食べるといい…俺は見ているだけで幸せだからな…」




あぁ、やっぱり次男が一番マトモだった

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