何故か ページ9
しかし、幸いなことに僕の呟いた言葉については誰も気に留めなかった。
ただ、少しAがこちらをチラリと見た気がした。
ナツメ「A、あなたどんな経緯で妖怪になったの…?」
聞くことが無かったから尋ねただけだろう。
しかし、Aはその質問さえも「わからない。」と答えた。
皆は黙りこくり、気まずい空間になる。
そんな状況を変えたのはAだ。
『話、終わりにしよう。』
そう言って、Aは光りだしたと思うと次の瞬間アークが出てくる。
そのアークは僕の方へと向かって来て、僕の手に落ちた。
『これでいいでしょう。』
そう言ってAは去ろうとした。
「待って。」
僕は何故かAを引き止めてしまったのだ。
自分でも引き止めてはいけないとわかっているのに。
それでも、僕はAを引き止めてしまった。
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フユカ 月浪少年と一緒に! - ありがとっス!(^_-)-☆ (2019年3月11日 21時) (レス) id: 2359e5a0b1 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - 魔戒さん» コメントありがとうございます!また後日、続編書かせていただきます!ありがとうございました! (2019年3月6日 23時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - フユカ 月浪少年とともに…さん» わかりましたっス!後日また書きまっす!(コメントありがとうございました!) (2019年3月6日 23時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - 私も続きを書いて欲しいです (2019年3月6日 20時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
フユカ 月浪少年とともに… - つづきかいてほしいっス!よろしくっす!(*≧Δ≦) (2019年3月6日 18時) (レス) id: 2359e5a0b1 (このIDを非表示/違反報告)
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