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痴漢事件は無事に終わった
お礼言う前に言っちゃったなあの人
赤髪が特徴的な人だった
でも、今は男の人が怖くて顔を見れなかった
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駅に着いて、コンビニでビールとつまみを買った
それからも帰る道には人はいなくて静かだった
落ち着いたと同時に、いろんな気持ちが押し寄せてくる
なんで、こんなにダメなんだ私
仕事も頑張ってるし、彼氏との関係だってデートに誘われたら言ってたのに
これ以上何を頑張れって言うの?
責められて、怒られて、何も言い返せなくて
もう嫌になる、泣きそうだよ
帰り道の途中で下を向いた
地面にぽつぽつとシミができる
??「A、大丈夫か?ほら、泣くなって」
ぶっきらぼうな声
顔を上げると、
さっきの赤髪の人がいた
あれ?髪色は赤だけどよくよく見ると
「坂ちゃん?坂田なの?」
坂田「思い出したかw 忘れられてると思ったわ」
なんで、ここにいるの…
なんで助けてくれるの…
涙は止まらないのに思考はグルグルと回る
坂田「とりあえず帰るで」
手をギュッと握ってくれる
私は泣き顔を見られないように
一歩下がったまま歩いた
幼い時に戻ったみたいだ
相変わらず、慰める言葉は言わない
ぶっきらぼうやな
この手は、
なんでこんなに暖かいんだろう
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作者から
作者が言うのもなんですが、
主要人物の登場が遅いですねw
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ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみにまってます!(´;ω;`) (1月26日 18時) (レス) @page42 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:織 | 作成日時:2021年7月28日 22時