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「先輩……心が東堂先輩のものなら…身体は俺のものですよね？」
顔上げた瞬間のぎらりと光る目は真波君が山登りで相手を捉える時の目と似ている。
真波君！そう叫ぶ前に彼の唇で全てを止められた。
すぐに離れた真波君の唇。
何するの！と叫ぼうにも叫べなかった。
「なんで……なんで嬉しくないんだろう……先輩とキスしても…嬉しくないのはなんでだろう………俺は先輩の心が欲しいのかな……」
真波君の涙はポタリポタリと私と真波君の間の空間に吸い込まれるように落ちていく。
「真波君………」
「先輩………先輩……好きです。
ずっと……ずっと……
だけど、今日だけ……今日だけでいいんです。
今日の夜だけこの部屋で寝かせてください。
そうすれば全て忘れます。
もう、ちょっかいも出しません……
だから……最後…」
「うん。いいよ……」
今度は真波君の目が大きくなる方だった。
まるで、本当にいいんですか？と聞いているようだ。
もう一度頷くと真波君は私の首にかけていた手を解いて笑顔を作った。
目には涙が浮かんでいる。
「よし、涙拭いて。ご飯いくよ」
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息吹店長(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます。ずっと読んでいてくれたんですか！光栄の極みです。えーと、更新日は木曜日、土曜日になっています。また、詳しいことは私のマイページ？でご覧ください。 (2014年12月9日 23時) (
レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - ずっと読んでました！更新日はありますか？頑張って下さい (2014年12月9日 22時) (レス) id: 081fbad847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人間不信 | 作成日時：2014年11月30日 17時
