【弱虫ペダル】走思走愛〜強き君達に翼を授ける〜2

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荒北「お、お前らやっぱりそういう関係だったのかァ！？」

先輩、叫ばないでください。近所迷惑ですので……
と、注意をしたくなるほど叫んだ荒北先輩。
後ろに見えるのは福富先輩と新開先輩の他東堂先輩と泉田君、ユキちゃん。

なんか、インターハイメンバー揃ってるけど土曜日の練習は丸潰れでもしたかな？

「違います。真波君が泣き始めちゃったので頭を撫でてやってたら寝ちゃったんです」

黒田「5歳ぐらいの子供か！」

泉田「まぁ、知能レベルそのぐらいに見えますけどね………」

泉田君ってこんなにズバッと物事を言う子だったけ？
あとは、やっぱりこの間の結果まだ根に持ってたりするのかな………

とりあえず、ということで私はベッドから降り代わりに真波君を男6人体制でベッドに寝っ転がせる。

東堂「A、もう大丈夫なのか？」

「うん。結果なんだったかは知らないけど……」

東堂「そうか………」

しばらく部屋に沈黙が流れていると空気が読めないいわゆるKYな母がやってきた。

母「あらあら、Aちゃん！起きて大丈夫なの？皆さんお見舞いで来てくれたのよ？」

「うん、今は大丈夫」

母「そう、良かったわ。栄養失調で倒れるなんて……！何があったかは知らないけどダメよ？ご飯食べなきゃ」

栄養失調……そういえばこの頃何にも喉を通らなかった。ストレス溜まってたのかな…

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