【弱虫ペダル】走思走愛〜強き君達に翼を授ける〜2

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皆と別れた後真波君と一緒に帰る。
電車も同じ、道も同じ……
まぁ、中学か同じだったのだから家もそれなりには近いのだろう。

真波「先輩は、楽しそうですね……」

「え…？どうしたのいきなり」

唐突にそんなことを言われて戸惑う私。
普通ならありがとうとかうん。楽しいよとか言えたのだろうが、少し寂しそうな真波君の横顔に胸が痛む。

真波「いや……こんな言い方失礼ですけど、先輩は病弱でよく保健室にいて仲の良さそうな友達いなさそうで、こんなに先輩と話してるの俺ぐらいじゃないかな……とか思ってたんですけど……今日の先輩見て変わったなぁと思いまして…」

まぁ、言われてみれば私自身でも驚くほどに友達が増えていた。
友達以外にも先輩だとか……うさ吉とか…

「うん。自分でも驚いてるんだ〜
これが、本当の私なのかなって…」

にこりと笑って真波君の顔を覗き込むと真波君は唇を噛んでいた。

真波「先輩は……先輩は…俺の気持ちなんて一生分からないんでしょうね……」

「真…波君……？」

真波「……なんでもないです。
先輩。メアドと番号交換してください」

先ほどの顔と変わり、いつも通りの無邪気な顔がそこにあった。
でも、何だか無理に笑っているような気さえしたが、一応と思い私の携帯を出し赤外線で送る。

真波「じゃあ、先輩！俺の家こっちなんで！」

次の曲がり角で真波君とはお別れした。
でも、何故か私の心はモヤついていた。


＊＊＊＊＊

またまた中間発表！
あれから結構票が入りましたよ〜。
私、画面のこっちで発狂してました。(ガチで


1.東堂5
1.荒北5
2.新開4
3.真波3

〆切は私のテスト明け10/16としたいと思います。
誰か同票の場合くじで決めます。
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