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攘夷志士。

天人に支配された国を天誅といい、戦をしている。
その攘夷志士が私の住んでいる村に襲撃に来たのだ。

理由は2つ。1つは、すぐ近くで戦をしている為、薬や食料。刀や人材を集める為だ。

2つは、父上が一族を裏切り攘夷の仲間になっていたからだ。

一族は将軍を護るための幕府側。

裏切り者の父上は攘夷側。

私は、この争いを止めようとした。
何故なら、この一族を護りたかったからだ。
散々煙たがられ、嫌味や暴力などを受けていたにも関わらず、護りたい。ただそれだけは確かだった。

何人殺しただろ。私の手は血塗れだ。
斬っても斬っても増えていく。

私は疲労と自分の剣の弱さに絶望した。

絶望に浸かりながらも殺していく。
その時私の目には絶望よりも辛い光景だった。

父上は病気で動けない母上を家から無理やり出し、母上の首を斬ろうとしていた。

私は無我夢中で止めようとした。
だって、私を産んでくれた母上。
病気でほぼ話したことが無かったが、叔父は母上も私の味方だと言っていた。

でも父上を止められなかった。

私は父上に憧れを無意識に抱いていたからだ。

父上も将軍を護る武士。私は、そんな父上になりたかった。

刀を奪われ、その同時に腹を蹴られ、私は飛ばされた。

そして、母上の首も飛んだ。

漆→←伍



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設定タグ:銀魂 , 奈落 , オリキャラ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:羽衣狐 | 作成日時:2019年1月24日 0時

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