お前らまじで目覚ませや【鬼滅の刃】

目覚ませ　壱　※変えました ページ2

Aside



夢香が来る前は、

みんな優しかった。


夢香だって

昔は良い子で、可愛らしい女の子"だった"



なのに今はなんだよ。




『はぁ....』

紅「A、ごめんね」

『恋歌のせいじゃねぇよ。』




はぁ、なんで恋歌がこんな目に合わなくちゃなんねぇんだよ



夢香....

なんで、




胡「あら、誰かと思ったらAさんと....裏切り者の紅華さんじゃありませんか。お二人で何を？」

『裏切り者ってなんだよ！恋歌はんなことやってねぇ！なんで....なんでｯ信じねぇんだよ！』




しのぶも....みんなも....


なんでッ....！！




紅「A.....」

胡「Aさん。やっぱりこの人に脅されてるんですよね....？」

『....もういい。話にならん。』ｸﾞｲｯ


俺は恋歌の手を引っ張って俺の屋敷の方へと向かった


『恋歌....ごめんな』

紅「....夢香が幸せなら、私は悪者にだって喜んでなってやるわ。」

『....それじゃあ、ダメなんだよッ....恋歌だって、これ以上黙ってたら何されるかわかんねぇって.
わかるだろ....？』

『夢香のためにもならねぇし、ここは一発夢香に言ってやらなきゃなんねぇ。』




前回の柱合会議では、恋歌は罵倒されただけでなく、顔に傷をつけさせられた。

＿＿俺がいない場所で。




『....恋歌。このままじゃお前が傷つくだけだぞ』

紅「ｯ....わかってる、けど....」

冨「A、と紅華か。」

『！義勇さん。勝手に入ってこないでって何回言ったと思います？』

冨「....すまん」




この人は、俺達、いや、俺と恋歌、そして母を助けてくれた命の恩人の一人だ


それに、俺らを信じてくれている一人でもある。




紅「義勇さん、何の御用が....？」

冨「あぁ、これを渡そうと思って立ち寄った」ｺﾞｿｺﾞｿ


義勇さんが出したのは、みたらし団子三本とおはぎ二つだった


『み、みたらし団子....！！』ｷﾗｷﾗ

紅「おはぎ....しかもきな粉ッ！！」ｷﾗｷﾗ

冨「....二人が好きな甘味だと聞いた。任務帰りにたまたま見かけたものだったから買ってきた。」




そうそう、義勇さん、なぜか俺らの前だと口下手じゃないらしい


何故だろうか




『ありがとうございます義勇さん！！』ﾆｺｯ

冨「....っ/////」ｽﾀｽﾀ

紅「もう帰っちゃうんですか？！」

冨「あぁ、時間をとってすまなかった。失礼する」

『また会いましょーねー！』ﾓｸﾞﾓｸﾞ


みたらしを食べながらそう叫んだ

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