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追い出した後、さすがに頼んだのにこの当てつけは酷すぎると内省したためすぐに追いかける。まだ2人は扉のすぐそこにいて、さっきはごめんとゴヌクの隣を歩く。大きいゴヌクにかかれば立っているだけで07には見えないユジンもまるで赤ちゃんだ。泣き疲れて寝ているあたりもそうだろう。
『そんな見なくったって後でAヌナのことも抱っこしますよ』
『別に羨ましいわけじゃないってば』
廊下に出ている人がほとんど居ないから、あんまり騒がれなくて済むかな、と安心していたらウンギさんとソ・ウォンさんが少し離れた部屋から出てくる。私たちを見た瞬間大きい声を上げながらこちらまで走ってきた。
『ゴヌクがユジンのことお姫様抱っこしてるー！超面白い』
『どういう経緯でそうなったの？Aさんが居るってことは3人でなんかしてた？』
キャピキャピと盛り上がって話す2人。あ！と私に向き合って私の手をぎゅっと握り、ぶんぶん上下に降る。初めましてですよね、と自己紹介をして下さったウンギさん…基ウンギは、ずっと話したかったといっぱいお話してくれた。
『評価の時も再評価の時もずっと目が合っているって言うか、ボクのことを見てくれてる感じがして、ヌナのステージめっっっちゃ！好きなの！』
どんどんと捲し立てる様はまるで私のファン第1号だ。こんなにも真向に感想を言って貰えたことは初めてなのでなんだか照れくさい。ユジンも寝てるから、と場を諌めてくれたのはソ・ウォンさんだった。
『A、僕も色んなこと話してみたいから、また今度ね！いつでもオッパに頼ってきてね〜』
『ヌナ〜！次お話する時はお菓子持ち寄りね！』
バイバイと大きく手を振る2人はとっても仲良しなのだろう。ふんふんと鼻歌を歌いながら帰る様子はまるで兄弟のようだった。
嵐が過ぎ去ったあと、ユジンはゆっくりと目を開ける。今、自分が置かれている状況に理解が追いついていない様子だ。
『あ、ユジンおはよう、休めた？』
『ユジン、Aヌナの部屋で寝かせてもらえるなんて役得だね、俺の腕の寝心地には勝てないだろうけど』
ゴヌクの一言でお姫様抱っこされていることに気がついたユジンは、すぐに下ろすように懇願する。ここまで運んだのに、とゴヌクは小言を呟いていたが、ユジンには聞こえていないようだった。ユジンの頬は紅色に色づいていたが、それが熱のせいか、はたまたゴヌクのせいなのか、私には分からなかった。
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RUNA(プロフ) - いえいえ教えてくれてありがとうございます! (2023年4月4日 15時) (
レス) id: 391b329446 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - RUNAさん» コメントありがとうございます。こちらの作品ではチャギはパクハのことになっております。分かりづらかったりミスしていましたら申し訳ございません。 (2023年4月3日 21時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
RUNA(プロフ) - チャギってパクハでしたっけ? (2023年4月3日 13時) (レス) @page34 id: 391b329446 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 鈴木さん» コメントありがとうございます〜！そう言っていただけると嬉しいです(；；)これからもゆっくりと書いて行きますのでのんびりとお待ちいただけますと幸いです！ (2023年3月30日 6時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
鈴木(プロフ) - クムとパクハが大好きすぎて頭抱えてます大好きです(;_;) チャギ呼びもクムの騒がしい感じも最高ですこれからも応援してます！！！ (2023年3月27日 22時) (レス) id: 3e062d6061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ | 作成日時：2023年3月17日 22時
