95.侑李side ページ47
「侑李様…」
「ん…?」
そんな甘い空気になっていた時だった。
「Aさん?」
と城崎がAの部屋のドアをノックした。
…タイミング悪っ。
「やば…侑李様っ!私の布団の中、隠れててください!」
「えっ…?」
Aはいきなりそう言い自分のベッドに俺を入れた。
え…A…これは…
「なんだ…いないからびっくりしたぞ。」
「すみません…宿題やってたもので」
なんて会話を交わしてる中。
「Aのばぁか。」
なんて俺はぽつりとつぶやく。
まあ女が男を家に上げるのもどうかと思ったけど、ましてや布団の中に男を入れるとか。
「Aのぬくもり…」
布団に潜ってただ俺はそう感じる。
これじゃあまるで俗に言う変態みたいだけど。
こういう状況を作ったのはまぎれもないAだし。
僕がどんな気分で布団から出てもAは文句言えないよね。
「Aが悪いんだよーだ…」
そう半ば、自分に言い聞かせるように言うとAの枕を布団の中に入れた。
そしてその枕に顔をうずめる。
あーあ。やっぱり僕も男だな…
なんて改めて思う。
こんなにたくさんAの温もり感じちゃったらさ…
「理性が抑えらんないよ。」
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犲(プロフ) - カコさん» ありがとうございます!やっとの移行ですみません、、、これからも更新頑張るので見守ってくださると嬉しいです!! (2019年3月31日 5時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 更新待ってます!頑張ってください!応援してます! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 44cb270c71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犲 | 作成日時:2019年3月30日 9時