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皐月サイド




「早引き?」



「ええ、体育の時間に体調崩したって聞いたけどAさんから聞いてない?」




僕はあの昼休みから気まずさはあったもののをAを迎えにクラスに来ていたのだが、Aは早引きしてしまったみたいだ。



いつもならLINEくらいくれるのに...



Aからの連絡はないし、既読もついてない。



そんなに告白した僕のことが許せないんだろうか。



そうも思えてきた。






「皐月ー!やっぱここにいたのか。先に行くなよなーあれ、Aは?」



「...早引きしたみたいだよ」



僕は新太を少し見た後、目をそらした。



あの手でAのことを抱きしめてたと思うと苛立ちが止まらなくなる。




「は?あのAが皐月に何も言わずに早退?それおかしくねぇ?なんかあったんじゃ...」



昼休みに告白して振られたからなんてかっこ悪いこと僕は言えなかった。



「Aにだって1人になりたい時はあるんだよ」



僕はそう言い切るとAの教室を後にしようとした...が。




「皐月。俺今日朝見たんだよ。Aの机が焼却炉に...」



朝、という単語を聞いて僕はすぐに新太の腕を振りほどいた。



「なに。自慢?Aのことを助けたあげたっていう?」



「はぁ?別にそういうわけじゃないだろ」




「なんで僕のAをそうやって新太は取ろうとするんだよ...?」



僕は小声でそう呟いた。



そこまで言って僕は直感的にやばいと思った。



自分が自分でなくなるようなこの感覚...



「おい、皐月?」



ずっと俯いたままの僕を心配して新太が僕の肩に手をかけたその時。



僕は新太の手を掴むと



「Aに近づくやつは消えろよ」



僕はそのまま幼なじみを突き飛ばしてその場を離れた。

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晴れの空(プロフ) - 空百合さん» コメントありがとうございます...!!こうしてコメ残してくれることがほんとに嬉しいです...わかりました!更新頑張りますね...!ほぼ休止状態が激しいですが応援してくれると嬉しいです! (2018年9月23日 17時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - なんてコメントすればいいのかわからないんですけど……続きがすごく気になります!特に、20番のお話は好きです。やめないでくださるとうれしいです……! (2018年9月19日 2時) (レス) id: b07a96ee40 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - arさん» 完結させられるように頑張ります!新しい作品も作りますのでぜひリクとかもしあれば気兼ねなく言ってください...!!本当にありがとうございます!! (2018年9月5日 0時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - arさん» ありがとうございます...!!今すごく泣きそうです...もう私の作品なんて楽しみにしてくれる人はいないのかもしれないってすごく思ってたのでこんな温かいコメント頂けて嬉しいです... (2018年9月5日 0時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ar - 初めてコメントさせて頂きます。今回の作品で初めて晴れの空さんの書かれている作品を拝見させて頂きましたが、更新を毎日楽しみに待っております!今回も完結まで読ませて頂きたいですし、今後も他の作品が是非見たいです! (2018年9月4日 21時) (レス) id: 3a674cfdde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2018年3月17日 20時

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