※この先、狂犬注意。No４[名前変換オリジナル]

１４３。 ページ10

翌日。




初希「はよ。A！」




A「ん…あぁ…おはよ。」




今日はいつもの朝だった。




いつもみたいに初希が迎えに来て。



ご飯をつまみ食いされて。




誰もいない家にしっかり鍵をかけて。





何も変わらない普通の日常。









初希「へぇー結局あいつ、行ったのか！」




A「うん。いきなり来たからびっくりしたし。」





初希「郁斗、すっげぇAのこと
心配してたからな。過保護すぎるくらい。」





初希が苦笑しながらそう話した。




初希「Aなんて色気ねーし、大丈夫なのにな！」





A「それ以上言ったら腕折るよ？」




私が初希の右腕を掴んで




力を加えると彼は慌てて口を押さえた。





初希「あ、あれだよ！
そんだけ愛されてんだなーって！」





といい感じの言い訳をするから許してやった。





初希「ついにお前らも結ばれてさー
俺の立場って…」





A「今まで通り三人でつるめばいいじゃん。」





初希「それもなー…」





初希は何か言いたげだった




が電車が来てしまったため、その言葉を聞くことはなかった。









学校に着くと。




何やら１年生のフロアが騒がしかった。




ルミ「A！！」




そう私に飛びつくルミ。




そして目をまん丸にしながら






ルミ「大ニュース！！大ニュース！」





なんて叫ぶ。





A「な、何が…」





ルミ「男子の転入生だって！！」









＿＿＿＿＿私は思った。




これ以上キャラを増やしたら




本気で誰が誰だかわかんなくなる…と。←

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