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@53話@ ページ5

高山side



んー…



やっぱりこうして見るときついなぁ…



Aが岬とやり取りするのを見て不服に思う僕。



こんな状況にしたのは他でもない僕だけど。




でも…悔しいけど僕は岬だけに見せるAの笑顔が好きだ。



…こうしてAの笑顔を眺めていたいから。



僕は岬と同じグループになったのだ。




高山「岬なんてただの道具だよ…」




僕は誰にも聞こえない声でつぶやいた。



そう。僕はAしか欲しくない。



他のものはいらない。





…それがたとえ、Aが想っている人でも。





僕がこの手で…消してみせる。



高山「じゃあ僕、メンバー表出してくるねー」



A「うん。よろしく〜」



僕は三人に背を向ける。




そして薄く笑った。




Aが本当に僕のものになったらどんなに幸せだろう。



…本心から。心の底から。



僕はAの告白を聞きたい。




だからそのためにだったらなんだってする。





高山「先生。お願いします。」




担任「はーい。そうだ。高山君、この学校にはもう慣れた?」




高山「はい。今、すごく楽しいです。」



担任「本当?それはよかったわ〜槙谷さん達とも仲いいみたいだし。」




担任の先生はそう言い安心そうに微笑む。




高山「そうですね。」




僕も笑って見せた。



僕はもう一度、チャンスが来るまで待ち続ける。









______Aを奪えるチャンスが来るまで。

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晴れの空(プロフ) - なおーなさん» そうだよ〜!wうちのクラスには変態しかいないから…高山いてほしいww おぉー!なおちゃんもやっぱそう思うよね?!w (2014年8月30日 21時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
なおーな(プロフ) - 晴れの空さん» そうかなぁ〜?笑うちもww (2014年8月27日 22時) (レス) id: 3d3260b6fd (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» ええっ?!なんか場が明るくなりそうじゃない?まぁ…絶対に近寄りたくないけどww (2014年8月8日 19時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
なおーな(プロフ) - 晴れの空さん» 居たら怖いわwwww (2014年8月3日 14時) (レス) id: 3d3260b6fd (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» なんかねー高山みたいな人ってクラスとかにいないからさーなんか新鮮味感じていいなぁってw (2014年7月31日 22時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2014年5月12日 18時

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