@52話@ ページ4
A「ちょっ、ええっ?!」
私は驚きをかくせないでいた。
確かに岬とは同じグループになりたかったけど…
今のこの状況じゃ絶対に無理だし。
それに…
私はニコニコ笑っている高山を見た。
彼は私の視線に気づくと気持ち悪いくらい満面の笑みでこちらを向く。
_____じゃあ僕が魔法をかけてあげるからねー______
そんな高山のメールを思い出しハッとした。
ほ、本当に魔法だ…!!
私が呆気にとられていると
担任「そこのグループ。決まったならメンバー表書きなさいよー?」
先生が私達にそんな指示をとばした。
高山「よし。じゃあ決定ということで。名前書こうか〜」
岬「俺は嫌だぞ。」
高山「岬くーん?文句は言っちゃダメだよ?」
岬は高山にうながされるがまま、
シャーペンを持たされる。
渋々ペンを走らせる岬を見て私は少し笑みをこぼしてしまった。
やっぱり私、岬が好きだ____
そう改めて思った短い瞬間だった。
高山「……A。次書いて?」
高山に言われ、私はうなずくと岬からペンを受け取った。
岬「…ん。」
A「ありがと。」
やっぱり素っ気なかったけど。
こんなささいなやり取りでも嬉しく感じた。
私、キャンプで少し勇気出してみようかな。
ふとそんな考えがよぎった私だった。
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晴れの空(プロフ) - なおーなさん» そうだよ〜!wうちのクラスには変態しかいないから…高山いてほしいww おぉー!なおちゃんもやっぱそう思うよね?!w (2014年8月30日 21時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
なおーな(プロフ) - 晴れの空さん» そうかなぁ〜?笑うちもww (2014年8月27日 22時) (レス) id: 3d3260b6fd (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» ええっ?!なんか場が明るくなりそうじゃない?まぁ…絶対に近寄りたくないけどww (2014年8月8日 19時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
なおーな(プロフ) - 晴れの空さん» 居たら怖いわwwww (2014年8月3日 14時) (レス) id: 3d3260b6fd (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» なんかねー高山みたいな人ってクラスとかにいないからさーなんか新鮮味感じていいなぁってw (2014年7月31日 22時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時:2014年5月12日 18時