@50話@ ページ2
雛「罠なんじゃない?」
A「やっぱそうか…」
私は返信しなくてよかったとホッとした。
雛「でも…私だったら正直に返信するけどねー」
A「…はっ?!」
さっきとは全く違う意見を言い出す雛。
雛「えーでも罠の可能性は100%なわけじゃないでしょ?
だったら残りの何%でも私は賭けたいなぁ。」
A「なんでそんな…」
雛「え?まぁ本当に同じ班になりたかったらそうするだろうねってこと。」
岬と同じ班…
そんなの本当に夢みたいな話だ。
私はまた携帯を見つめた。
私…
気が付くと手が勝手に動いていた。
『私、岬と同じ班になりたい』
そんな短く強い意思で。
するとすぐに高山から返信が来た。
『わかった。じゃあ僕が魔法をかけてあげるからねー』
私の真剣に考えた返信の後のコレだ。
少しイラッとした。
雛「うわぁ…めっちゃふざけてるねぇ…」
雛も苦笑してる。
魔法をかけるって…魔法使いじゃあるまいし?
A「バカみたい…」
私は携帯を放り出すと雛とのおしゃべりに没頭した。
魔法なんて嘘だよ。
そう。私はこの時、全く信じてなかったのだ。
…あの月曜日の日まで。
119人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» そうだよ〜!wうちのクラスには変態しかいないから…高山いてほしいww おぉー!なおちゃんもやっぱそう思うよね?!w (2014年8月30日 21時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
なおーな(プロフ) - 晴れの空さん» そうかなぁ〜?笑うちもww (2014年8月27日 22時) (レス) id: 3d3260b6fd (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» ええっ?!なんか場が明るくなりそうじゃない?まぁ…絶対に近寄りたくないけどww (2014年8月8日 19時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
なおーな(プロフ) - 晴れの空さん» 居たら怖いわwwww (2014年8月3日 14時) (レス) id: 3d3260b6fd (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - なおーなさん» なんかねー高山みたいな人ってクラスとかにいないからさーなんか新鮮味感じていいなぁってw (2014年7月31日 22時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時:2014年5月12日 18時