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2話 いつもの朝part2 ページ5
学校の制服に着替えて四ツ葉と共に食卓を囲む。今日の献立は先程言っていた味噌汁に、炊きたての白ご飯と焼きたての鮭である。
うん。今日も四ツ葉の作る味噌汁が旨い。
私の一番の好物は四ツ葉が作ってくれる味噌汁である。
「四ツ葉の作る味噌汁を毎日食べたい」と言うとプロポーズしているみたいなので言わないでいるが、言ってしまいたいレベルで好きだ。
でもまぁ、常に毎日食べているので言わなくても問題はない。
「Aって小柄な割によく食うよな」
「うん、まぁ。四ツ葉が作るご飯美味しいし」
四ツ葉は私が食べる物を四ツ葉自身が作りたがる。私には余り外で物を食べて欲しく無いらしい。何故かは知らない。理由を聞いても答えないし、大変な時は変わるよ? と言っても
「好きでやってるから良いよ」と微笑まれながら断られた。
と言うか、今も微笑んでる。食事をしている私を見ながら微笑んでる。何時もの事だ、よく分からんけど。
私は味噌汁を飲み干し「ごちそうさま」と小さく合掌をして何時もの食事を終わらせた。
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作者名:キタペン | 作成日時:2018年9月14日 18時