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プロポーズ。3 ページ27

いつもは外で俺が過剰なスキンシップをとろうとすると「ちょっと!外!」ともはや怒られる俺だけど、今日はさすがに許してもらえたようで。

Aも腰に手を回してくれた。

涙でぐしょぐしょなAの涙を両手の親指で拭いながらキスをする。


「お前本当によく泣くな(笑)俺たちの子供絶対泣き虫だな(笑)」

「…だって(泣)…結婚指輪明日一緒に取りにいく予定だったじゃん(泣)しかもプロポーズ2回あるなんて思わないじゃん(泣)……うぅ〜〜〜(泣)」

「泣き虫Aちゃんお返事頂きたいんですけど。Aさん、改めて俺についてきてくれますか。」

「…はい(泣)」

「よし。これから、よろしくお願いします。」


改めて手を繋ぐ。


「…こちらこそ(泣)うぅ〜〜〜(泣)」

「お前(笑)そんな泣いたら体の水分なくなるって。カサカサになるぞ笑)」


全然泣き止まないから頭わしゃわしゃ〜ってやりながらバカにしてやったのに全然落ち着かず。

結局10分ぐらいずーーっと泣いてたのに急に笑い出し、何事かと思ったら泣きすぎて眠くなってきた、と(笑)

じゃあ帰ろっか、と車に乗せたAは今助手席ですやすやと眠ってる。

そんなAの寝顔を見ながら俺はもう一度気合を入れる。


なんと、プロポーズ、まだ終わりじゃないんですよ。

まぁプロポーズってわけじゃないけどまだ続きがあるんですよ。


実は、このドライブに行く前、俺は財布を忘れた、と言って車内にAを残したまま、家の中に戻っていた。

まぁ財布を忘れたなんてもちろん嘘で、ダッシュで家に戻った俺はカバンの中に忍ばせていた婚姻届を取り出す。

俺は記入済み、日付は結婚指輪を一緒に受け取りに行くはずだった明日。

そして、頑張って俺の仕事部屋に隠しておいた108本の赤い薔薇の花束も引っ張り出す。

この2つをリビングのテーブルの上に置き、出かけていた。

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ジャニ姫 - おさ馴染みでも、それが久しぶりの再会で恋して互いに好きだったって分かって、「俺と結婚して下さい」ってプロポーズ。更には同棲生活まで、そんな恋愛するの、幸せですし、良いですよね。続き待ってます。 (2021年7月5日 1時) (レス) id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てしゃ | 作成日時:2021年6月30日 12時

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