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『2人、長いよね』
玉｢俺たち程じゃないけど｣
『なに張り合ってんの』
玉｢俺たちお揃いのピアスしてるし｣
『なに張り合ってんの』
玉｢俺たちの方がちゅーしてる回数絶対多いし｣
『…どこ張り合ってんの』
ずっとこの調子だけど
玉｢あ、忘れるとこだった｣
なんて私の家まで着くと
玉｢はい、この前食べたがってたケーキ
昨日ダイエット期間終わったでしょ｣
鞄から取り出した紙袋を私に差し出す
『…え、ありがと
ねぇ、もしかして
このために、教科書全部教室に置いて帰るって聞かないし
帰り際に家庭科室寄ってたの？』
玉｢うん、冷蔵庫借りてた!｣
何気なく話したことを覚えてくれている優しさと
Aが喜んでくれるかなって思った!
って言う笑顔にやっぱり今でもドキｯっとする。
『…あぁだめだ好きがすごい』
玉｢残念
今日も無事俺の方がAを好きでした〜｣
喧嘩しても、どんなに私が悪くても
折れて歩み寄ってくれる。
優しすぎる彼に私でいいのかなって時々思うけど
そうやって笑う彼を見ると、私でいいんだと思えるし
何より
その顔をほかの女の子に見て欲しくないと思う
『今年もダンス一緒にしようね』
きっとね私の方が好きだと思うよ
玉｢もちろん！
3年間でちょっとは上手くなったでしょ
最初はひっどかったけどね｣
『え、本番で足踏んだの誰？』
玉｢腕が知恵の輪みたいになってたからじゃん
Aがめちゃくちゃに動くから｣
『…ペアやめるか』
玉｢なんでよっ
ごめんー、俺が！俺がリードできてなかった！｣
『だよね』
玉｢俺のために練習付き合って欲しい！｣
こんなふうにバカな会話をして
二｢お、玉！｣
玉｢よ｣
二｢その道通ったってことは遠回りしたんだろっ
いーねー3年たってもラブラブで！｣
『ニカ、中学生みたいなことしない』
二｢こわ｣
玉｢可愛いの間違いじゃない？｣
二｢…胸焼けするわ｣
『…不意に言わないでよ』
玉｢えっ、照れてる！かわいい！｣
二｢…おれ消えるね｣
あなたが私を好きな理由
私があなたを好きな理由
そんなことを問い続けられる関係を
あなたとずっと続けられますように。
人見知りな狭い世界を広げてくれてありがとう
好きを教えてくれてありがとう
あの日、好きって言ってくれてありがとう
冬萌__fin
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あい(プロフ) - 初めまして。この主人公と玉森くん可愛すぎます♡表現が素敵で面白くて、大好きなお話です。このお話しに出会えてよかったです♡おまけも気になりますし、まだまだ玉森くんのお話を読んでみたいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) @page48 id: eff587300e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2021年2月4日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年12月20日 22時
