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『……耳まで真っ赤にしてそんなこと言わないでよ』
玉｢…こういう事、普段言わないし言えないのから言った後に自分で驚いてんの｣
『、そっか』
玉｢Aを前にすると自分じゃないみたいな言動しちゃうんだよね
まぁそれくらい好きってことなんだろうけど｣
そこまで言うとやっぱり裕太くんは顔を赤くする
『私まで照れる
裕太くんて可愛いよね』
私がそんなことを言うと驚いた顔をして
玉｢…移動｣
私の手を引っ張って
人通りの少ない場所まで連れてきた。
玉｢ね、そろそろ返事、聞いてい？
ごめん、タイミング任せるとか言ったのに｣
……きた
『うーうん大丈夫だよ』
また緊張しだして
裕太くんの顔を見てみると
玉｢俺今日全力で頑張ったから
これでAに振り向いて貰えないなら
…俺にはもうチャンスが来ないと思う｣
不安そうな顔をしていた。
…そんな顔しなくていいのに
『わたし、好きがどんなものかとか
ずっと分かんなくて
裕太くんに好きって言われた時も
やっぱり分かってなくて
全然ちゃんとした返しができないし、すごい申し訳ないと思ってた』
『でも、裕太くんが私と仲良くしてくれてから
楽しいなって思う瞬間が増えたり
裕太くんが笑うと私まで嬉しくなったり
もし裕太くんがほかの女の子とペアになっちゃったらどうしようって無意識に思ってたり
そんな時に、それが恋だよって周りの人から教えてもらったのね』
『ダンスのペアを組もうって言ってくれたのも
今こうして私と遊んでくれてるのも
全部ぜんぶ凄く嬉しくて……
裕太くんが私のことを好きって言ってくれたことも凄く嬉しい』
『うん、だから
私は裕太くんが好きです。
お待たせして、ごめんなさい』
ありったけの思いを込めてそういうと
目の前の裕太くんは微動だにせず
ただただ目を見開いていて
……あれ？って不安に思った瞬間
玉｢……うわ嬉しい、すぎる
大好き！｣
『うわ』
ボスっと裕太くんに抱きしめられた
『あ、あのもう少し力を緩めて頂いても…？』
玉｢あぁどうしよう
Aが好きすぎる可愛すぎる｣
『息が…』
玉｢どうしよう…っ｣
……聞いてないな
もうっ、って思うけど胸の中から覗き見た彼の顔は見たことないくらい優しい顔をしていて
子供をあやすような手で頭を撫でてくれる
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あい(プロフ) - 初めまして。この主人公と玉森くん可愛すぎます♡表現が素敵で面白くて、大好きなお話です。このお話しに出会えてよかったです♡おまけも気になりますし、まだまだ玉森くんのお話を読んでみたいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) @page48 id: eff587300e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2021年2月4日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年12月20日 22時
