お怒りの幼馴染 ページ32
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正体不明の恐怖は3歩歩くと半分飛んで
教室に着く頃には消え去った
最近凪沙と遊べてないから、放課後誘おうかなぁって考えながら教室に入ると
ニ｢Aっっのばか！！！｣
という大声とともに
ブレザー、スリッパ、パーカー、体操服、筆箱(中身なし、優しさ？)など
ありとあらゆる物が飛んできた
『いっった
え…？…なに痛いんだけど！はぁ？』
ニ｢お前なにやらかした！？｣
『何もしてないし意味わかんない！今帰ってきたばっかだし』
二｢なんかしたでしょ！｣
『だから意味わかんないって
なんなの？スリッパ頭に激突したんだけど！』
二｢頭冴えたんじゃない？
ほら、思い出せるじゃん｣
『え、めっちゃむかつく』
お互いに掴みかかる私とニカを
ミツと凪沙と千ちゃんがまぁまぁと間に入る。
北｢おら、ニカは席に座っとけ
キープディスタンス｣
二｢英語で言わないで分かんないから｣
北｢…。｣
凪｢…あーのさ？Aさ、今まで当番してたよね？｣
｢うん｣
北｢どっかで玉に会わなかった？｣
『玉森くん？会ったけど』
千｢…ぉ、どこで？｣
『図書室
すぐ出ていっちゃったけど』
北｢あーそれ藤ヶ谷もいたやつじゃん｣
何故か深刻な顔で、深刻な雰囲気で、深刻に何があったか、私を囲みながら聞いてくるから
『ほんとに何もないって』
と前置きしながら、図書室での出来事を話すと
ニ｢ううーーわ最悪まじで
やっと戻ってきたと思ったら
さっきよりもっと怖ぇ顔でスマホだけ持って出てったんだかんな！
まじ怖かった声かけれなかった！
Aが玉の機嫌とれ、直せ｣
次は頬をつねられた
ニ｢袖掴むのはないわ｣
『じゃどこ掴むのよ』
ニ｢どこも掴むな｣
『そろそろ蹴るよ』
北｢まぁまぁ
玉さ、色々勘違いしてんだよ
藤ヶ谷とふたりで昼食ってたとか、まぁいろいろ｣
『はい？』
凪｢私とわた先輩死角で見えなかったみたい｣
北｢勘違いだって言ってくれるだけでもいいから
お願い、機嫌直してきてくんない？｣
『英語の小テスト…』
ニ｢俺が後日一緒に受けてやるから｣
『それ嬉しくない』
勘違いされたままもなんか嫌だったし、まだペアの返事もできてない。
頼むなーという言葉を背に英語をサボって校内を探し回ると
『…いた』
ついさっきまで私が居た屋上に
寝そべる玉森くんを見つけた
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あい(プロフ) - 初めまして。この主人公と玉森くん可愛すぎます♡表現が素敵で面白くて、大好きなお話です。このお話しに出会えてよかったです♡おまけも気になりますし、まだまだ玉森くんのお話を読んでみたいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) @page48 id: eff587300e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2021年2月4日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年12月20日 22時
