手のかかるコイツ ページ25
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｢あーあーなにやってんの｣
それはもう分かりやすい嘘をついて逃げ出ていったAちゃんと
引っ張られ、されるがまま状態の凪沙が
慌ただしく出ていった数十秒後
俺の言葉に笑うやつ２名と
瀕死状態のやつ1匹
玉｢…ペアどうなってるか聞きたかっただけなのに｣
千｢今の玉ちょー怖かったよ｣
ニ｢焦ってんでしょ。さっきの人の量に｣
｢ま、その焦りをAちゃんにぶつけちゃダメだよなぁ｣
玉｢…分かってる｣
玉がAちゃんに一目惚れした時のこと
多分こいつら全員覚えてる
俺なんて、がっつりはっきり覚えてるし。
顔真っ赤にして俺らに抱きついてきた玉なんて珍しすぎたからさ
今9月…もうほぼ10月か。
ってことはもう半年近く片思い中の玉
…なっっが。半年。。
最近仲良くなってるものの
喋りかけられなかった期間がほぼ占めてるって何事
入学して自己紹介してた時の笑顔が光って見えたらしい。。
あとは玉曰く、そのとき目があったんだとよ
ちょっとよくわかんねーとこが玉っぽい気もする
｢席、折角バレないようにおれが仕組んだんだから無駄にすんなよ｣
玉｢わかってるって｣
ニ｢え！いじったの｣
｢ちょっとね｣
千｢どこを？｣
｢他のやつとAちゃんの席変えた｣
じれった過ぎる玉をなんとかAちゃんに近づけようと
先生の信頼度100パーの室長を武器に
俺が席順の表書いときますよって言って仕組んだ俺
なのに、、左前にいる玉は机に突っ伏して
玉｢やった。無理嫌われた。いきてけない｣
なんて。…ばかだなぁ
千｢にしてもあんなに来るとはね｣
玉｢どうしよAちゃんもう他の人とペアだったら｣
｢好みの人いなかったかもしんねぇーじゃん｣
玉｢…あんなに居たのに？ひとりも？｣
ニ｢、あぁ。山田くんかっこいいって言ってたの聞いたわ｣
｢あ、地雷｣
あからさまに元気の無くなった玉を見て
ニ｢え、いや、でもさ！Aあーゆーのタイプじゃないと思うし！｣
玉｢……あんなイケメンなのに？｣
ニ｢そう！なんか、言ってた、気がする！
それに玉も負けてないくらいイケメンだし！！｣
焦りながらニカが宥める。
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あい(プロフ) - 初めまして。この主人公と玉森くん可愛すぎます♡表現が素敵で面白くて、大好きなお話です。このお話しに出会えてよかったです♡おまけも気になりますし、まだまだ玉森くんのお話を読んでみたいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) @page48 id: eff587300e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2021年2月4日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年12月20日 22時
