. ページ24
.
…と、黒っっ
え、オーラ黒っ！！すっごい不機嫌
でたっ無口玉森久しぶりに見た
何？人多いから！？
人多いと不機嫌な顔になる体質？
『凪沙』
凪｢なに山田くんとペア組む？いいと思う｣
『じゃなくて、玉森くん見て』
凪｢おぉ、あれはまたすごい｣
『どうしたんだろ』
凪｢えっ分かんないの？! ｣
『…人、多いから？』
凪｢なんで…
あぁそうかA初心者なんだったね｣
『え、なんの』
凪｢…。
んん、もう
とりあえずこの状況どうにかしないと！｣
ってことで。
2限目と3限目の間、3限目と4限目の間
合わせて20分の休み時間を全力で使って
訪ねてくれた人達全員に丁寧なお断りと友達申請を。
凪紗は、全員にお断りを入れたことを勿体ないって言ったけど
はじめましての人と話すのはすごいスタミナいるしさ
流石にはじめましての方といきなりペアは…
多分心拍あがりすぎて倒れる
私にはハードルが高すぎる
4限目の授業を滑り込みセーフで受けヘトヘトになった所に
北｢大変だったなぁ昼飯くおーぜ｣
と来て、私の分まで机を動かしてくれたミツに
『そこの北山のせいでな』
北｢口がMAX悪くなってんぞ｣
『無意識』
ニ｢何がクールビューティーだよ｣
クレームをいれる。
あー、頭と口と笑顔使いすぎてお腹すいた。
千｢Aちゃん大変そうだったなぁ｣
『他人事みたいに』
右のフックにかかった鞄からお弁当箱を取り出そうと
右側に座る玉森くん側に身体を寄せると
すっごい視線…いや殺気？を感じる
…なんか玉森くん
すっっっごい睨んでない、私の事
なんかしたかなわたし
玉｢ねぇ｣
ﾋﾞｸｯ
あまりにも低い声が右上で聞こえたものだから声にならない声と共に身体が跳ね上がる。
玉｢あのさ…｣
『あ！！！そうだった！
きょ、今日、なぎさとふたりで食べる約束してたんだった!!
ね凪沙！！！なに忘れて弁当箱開けてんの！
ほら閉めて閉めて！』
凪｢は！？え、え｣
北｢なに女子会？｣
『そ、そうそうそう
ごめんね！明日はちゃんとまかり申すので!』
焦りすぎて今日古典で習った古単が出てきちゃったし。無理...
怖すぎる玉森くんの隣で食べる勇気が出ず
怖すぎる玉森くんが言おうとした何かを
聞く勇気が出ず
まだ片付け途中の凪沙を引っ張って屋上に行き、冒頭通りお釈迦様を見た。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい(プロフ) - 初めまして。この主人公と玉森くん可愛すぎます♡表現が素敵で面白くて、大好きなお話です。このお話しに出会えてよかったです♡おまけも気になりますし、まだまだ玉森くんのお話を読んでみたいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) @page48 id: eff587300e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2021年2月4日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れんり。
| 作成日時：2020年12月20日 22時
