幼馴染の策略 ページ12
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翌朝。
いっっっっすいも出来なかった！
なんてことはなく
爆睡して、顔洗って、ご飯食べて、歯磨いて、髪を解いている時にやっと昨日のことを思い出して
クシを足に落として、叫んで、ボロボロになって始まった今日の朝。
いつもより髪が抜けてる気がするっ！なんか！
髪とく時力入れ過ぎたかも！
やだはげる！
ちょっと待って。あぁ思い出しちゃったよ！
ほんとに玉森くん、私に好きって言ったのかな。
もしかしたらさ、なんかの間違いとかになっちゃったりしない？
だって喋ったことなかったのだよ？ね！！
ぐるぐる考えながら2階の自分の部屋に戻って
制服に着替えていると
二｢あけてー｣
窓をとんとん叩く笑顔のニカがいつものようにお互いのベランダを渡ってやってきた。
『なに』
二｢おまっ、ちゃんとボタン止めてから開けろよ！｣
『ニカに遣う気なんて今さら持ってない。で、なに？』
二｢あぁそうだそうだ。
今日一緒に行こうぜ｣
『え、なんで？』
二｢だってもう仲良いのバレたし良くね？｣
良くねー。
『誰のせいよ。
バレたって言ったってクラスじゃん。
言っとくけどニカ他クラスからも人気者なんだからね？』
二｢うん、知ってる｣
『なんか腹立つな。
クラスだけならまだしも、一緒に登校なんかしちゃったら不特定多数にバレるでしょ！
あーこわいっ！』
二『ふとてーすう？なにそれ』
『あーそうだ。ニカって馬鹿なんだった』
一緒に行くために早く起きたし、もう連絡しちゃったんだからいいじゃん！
ってぶすーっとしながら無遠慮にドカドカと部屋に上がり込んでくるから、
家出る時間が近づいてくる焦りもあいまって
すっごいむかつく！
なによ、そっちが勝手に早く起きただけでしょ？
なんで私が
いいよー、一緒に行こ？とか言うと思ったの？
ってか誰に連絡してんの？
私のママ？ニカのママ？凪沙？
(凪沙は私がニカと仲いいことを存知済み)
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あい(プロフ) - 初めまして。この主人公と玉森くん可愛すぎます♡表現が素敵で面白くて、大好きなお話です。このお話しに出会えてよかったです♡おまけも気になりますし、まだまだ玉森くんのお話を読んでみたいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) @page48 id: eff587300e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2021年2月4日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年12月20日 22時
