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部屋に戻り、急いで付けたエアコンを切り、
アイスをもってリビングへ戻る。
「Aちゃんらしいなあ、
抹茶味のアイスにしたんやね」
「ん･･･私らしいかな？」
私らしいとは、と疑問に思いながら
コンビニで貰ったスプーンでアイスを一口。
･･･ん、お、美味しい〜！
このために、このために、
暑い中頑張って家に帰ってきたのよ！
さっきの温かいお茶に惹かれていたことが
嘘のように、幸せな気持ちが広がる。
「ふふ、本当美味しそうに食べるねえ
あ、そうそう見てAちゃん
職場の外にこんな立派なのが咲いてたんよ」
「ん･･･
わ、綺麗、
ヒマワリ？」
祖母のスマホの画面を見ると、
満開に咲いてる綺麗なヒマワリ。
黄色のようなオレンジのような
鮮やかなヒマワリイエローで
画面越しに見ているのに
夏を感じて、眩しくなる。
おばあちゃん、昔からお花好きだもんなあ。
「あ、そうだ
おばあちゃん見て
私も今日綺麗お花見つけたんだよ」
「…ほんまやなあ！
キキョウの花やね、
ふうん、綺麗に咲いてるねえ」
キキョウ キキョウ
…キキョウ、と聞くと何故か
頭に浮かぶのは“北さん”。
北さんも、お花詳しそうだったな。
好きなのかな？
「ん、Aちゃん！
ここに写ってるのは誰？
お友達？」
まあハンサムなお友達、
なんて言いながら祖母が
覗き込んでるスマホの画面には
ピントがずれて、少しブレながらも
北さんが写っていた。
…さっき
びっくりしたときに撮っちゃってたんだ。
はっきり写ってないのに、
ハンサムだなんて。
緊張であまり覚えてなかったけれど
たしかに、綺麗な顔立ちだったかも。
「ううん、初めて会った人
キキョウの花のこと、教えてくれたの」
「人見知りなAちゃんが
初めましての男の子とお花の話したんだねえ」
「……高校入ってもう直ったもん」
何故だか嬉しそうなおばあちゃん。
そこまで会話をできた覚えはないが
子供扱いされ恥ずかしかったので
少しの抵抗で否定してみた。
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あまね(プロフ) - さすが罪深い男とかいてキタと呼ぶ。めちゃ好きです🍁 (4月28日 0時) (
レス) @page35 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - どーなつ！さん» わ〜ありがとうございます！幸せ感じていただけて私も幸せです(T_T) (3月22日 23時) (レス) @page33 id: 6b0f65a5a7 (このIDを非表示/違反報告)
どーなつ！ - きゅんきゅん、、、します、、、幸せ、、、、、、続き楽しみです頑張ってください！ (3月22日 18時) (レス) @page31 id: 234d97ae0d (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - 稲荷さん» 楽しみにしてくださってコメントもありがとうございます(TT)お待ちください！ (3月10日 12時) (レス) id: c86f5573b5 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷(プロフ) - 続き楽しみです！ (3月10日 8時) (レス) @page27 id: d01056f976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玲 | 作成日時：2024年2月27日 1時
