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練習試合は稲荷崎が勝ち、終わった。
コートの中にいる時も、ベンチにいる時も、
ずっとずっと北さんを見てしまっていた。
試合を見ながら
表情が変わったり、声をかけたりしている北さんが
すっっごくかっこよくて。
見たことない表情を見る度に
胸がキューっと締め付けられた。
「A！降りて差し入れ持って行こうや！」
「えっ本当に行くの？」
「当たり前やん！
A、せっかく土曜日に会えてんやで
北さんに話しかけるしかないやろ！」
「まっまって！」
そそくさと体育館へ降りて行き、
それぞれ皆さんが休憩しているところへ
向かう若奈。
この若奈の度胸がすごすぎる。
でも今日はこの度胸に感謝だ。
私一人だったら、きっともう
帰る選択をしていたから。
「お！佐々木と小島ちゃん！
ドヤ！俺活躍しとったやろ！」
「あ、この二人
侑が呼んでたんだ」
「おん！
こいつらは大人しく邪魔せんと
見とってくれるからな〜」
「侑くん！･･･もほかの皆も
かっこよすぎた〜！
あっ このゼリー
皆さんで食べてください！
キンキンに冷やしてあるんで！」
あっという間に
輪の中に入って打ち解けている。
す、すごすぎる若奈。
北さんは顧問の先生と
少し離れたところでお話しされてる。
･･･北さんの思惑通り、
昨日から
北さんで頭がいっぱいです
試合中他の人なんか見れませんでした
かっこよかったです
って、言える勇気はないけど
伝えたい。
そんなことを思いながら
話している北さんの背中に念を送る。
「なぁなぁ佐々木
昨日北さんとなにしゃべってたん？」
「っびっくりした！
･･･なんだ宮くん、」
背後から声をかけられ
びっくりしていると
ゼリーをちゅーちゅー吸っている
宮くんがいた。
「今日は誘ってくれてありがとう
･･･なんで北さんと会ったこと知ってるの」
「えっ？･･･あーいやっ？
なんとなく？」
「･･･もう、なにそれ
･･････ねえ宮くん、
やっぱり北さんのこと
好きになっちゃったみたい」
「なっ！！！っえ！！！！
っま、
まじか！！！！！！！！！！！！」
「ちょっバレちゃう！」
乙女か！とツッコミたくなるくらい
私の報告に対して
わー！きゃー！といい反応をしてくれる。
･･･多分若奈の反応より
大きいんじゃないか。
「･･･昨日北さん帰ってきたとき
なんか嬉しそうやったもんなあ」
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あまね(プロフ) - さすが罪深い男とかいてキタと呼ぶ。めちゃ好きです🍁 (4月28日 0時) (
レス) @page35 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - どーなつ！さん» わ〜ありがとうございます！幸せ感じていただけて私も幸せです(T_T) (3月22日 23時) (レス) @page33 id: 6b0f65a5a7 (このIDを非表示/違反報告)
どーなつ！ - きゅんきゅん、、、します、、、幸せ、、、、、、続き楽しみです頑張ってください！ (3月22日 18時) (レス) @page31 id: 234d97ae0d (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - 稲荷さん» 楽しみにしてくださってコメントもありがとうございます(TT)お待ちください！ (3月10日 12時) (レス) id: c86f5573b5 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷(プロフ) - 続き楽しみです！ (3月10日 8時) (レス) @page27 id: d01056f976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玲 | 作成日時：2024年2月27日 1時
