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No.317-Ki ページ17
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北「ちなみに、俺らの言ってることは全部本心だから。
さっき浮所が言ってたように、俺らも嘘つけないのよ笑」
笑顔を向けたけど、Aは俺の顔を一切見ないでずっとうつむいてる。
北「……ほんと、この前は怒鳴って申し訳なかった」
深く頭を下げた。
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あ「……ｸﾞｽｯ」
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え？
ちょっと驚いて頭を上げると、Aは静かに泣いてた。
北「えっ……えっと、どうした？」
久しぶりに女の涙を見たせいでオタオタしてしまう。
北「とりあえず、ほら」
そう言って箱ティッシュを差し出した。
あ「わ、私……」
北「うん？」
あ「み、皆に言われたこと、うのみにして……」
北「うん」
あ「調子のっちゃって……ｸﾞｽｯ……」
北「うん」
あ「き、嫌われたんだって……思ってた、から……」
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作者名：A.N.JELL
| 作成日時：2020年11月18日 23時
